補強土壁工法・・・セルフォース
補強土壁工とは、盛土内に層状に敷設されたセルフォースと壁面材の組合わせにより、内的安定性が高く、かつ壁体背面からの土圧に対する外的安定性も高い、 のり面勾配1:06以上の急な土壁体を構築する工法です。設計に粘着力が考慮できるため土質の適用範囲が比較的広く、また強固な背面地山がある場合には地 山を考慮した経済的な設計が可能です。コンクリート等の特別な基礎は必要ありません。水平排水材・裏面排水材(グリ・シート)との併用により、盛土内浸透 水の排除による盛土の耐久性向上が図れます。
のり面・壁面の緑化が可能です。クレーン等の大型重機不要で、排ガス等の環境負荷を低減します。
特徴
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土地の有効利用
盛土のり面を、急勾配配化出来るため、用地制限のある場所での土地の有効利用が図れます。 -
優れた施工性
セルフォースは軽量であり、特殊な建設機械や施工技術は必要とせず、施工性に優れます。 -
高い信頼性・優れた安全性
「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル」((財)土木研究センター)に準じ、背面地山、基礎地盤を含めた盛土全体に対するあらゆる崩壊形態を考慮した安定検討を行います。
セルフォースは長期間の使用を想定した性能評価試験を実施し、「土木系材料技術・技術審査証明」を取得しています。 -
広い土質の適用範囲
建設残土を含めた粘性土からトンネルずり等の岩質材料まで比較的広い範囲の盛土材が適用できます。 -
特別な基礎は不要
柔構造のため、コンクリート等による特別な基礎は不要で、比較的軟弱な支持地盤における変形や不等沈下等にもある程度の追従性があります。 -
環境への優しさ
のり面・壁面の緑化が可能です。クレーン等の大型重機不要で、排ガス等の環境負荷を低減します。
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