ブラックジャックの勝ちやすい理由として、
①トランプの数字の読み方が「2~10」はそのまま。「11」「12」「13」の絵札は「10」
「A」はプレイヤーの裁量で「1」か「11」と数える。
②ディーラーは合計数字「17」以上でないと引き続けなければならない。
「21」を超えたらアウト。
これが重要だと言いました。
さて、ここからは簡単な確率論。
トランプの合計枚数は13枚×4種類の52枚あります。
①のルールを考慮して考えると、「10」と数えるカードは16枚。
なんと全部のカードにおける「10」の出る確率は30%です。
実に3回に1回は「10」がでるわけです。
ではディーラーの表向きになっているカードが6以下の場合。
一番でやすい「10」が出た場合、合計は「16」になり、②のルールで考えると、そこからさらにディーラーはカードを引かなければならない。
しかし次のカードで合計が「21」を超えるとアウトです。
単純計算でいくとディーラーは「1~5」までのカードしか勝てません。
そうなると圧倒的にプレイヤーの方が強いのが分かりませんか?
勝手に「21」をオーバーしてくれる確率が高いわけです。
まぁ、このように一つの例を持って簡単なブラックジャックのゲームの様子を説明しましたが、鋭い方はこの1例だけで気づくとは思いますが、ブラックジャックはある程度の確率ですが、運任せに見えて「来るであろう数字を予測できる」というのが私の「ブラックジャックが勝ちやすい理由」という訳です。
実際は使っているカードの枚数など考えると、上記のような単純な確率論では測れませんが、とにかくほかのギャンブルに比べ、自分の力量が発揮しやすいゲームだと言われています。
機械任せのスロットマシン、運任せのルーレットと比べ、どうですか?
面白そうでしょ?
面白く感じた方は、すぐに航空券を用意してマカオ、ラスベガスへどうぞ。
日本での賭けごとは禁じられていますが、ゲームとしてはとても面白いと思っています。