先日の尖閣諸島沖漁船衝突事故の行く末もままならないまま、今度はロシアのメドベージェフ大統領が北方4島の一つ、国後島にロシアの指導者として初上陸いたしました。
本当に最近の日本の領土問題は揺れています。
今回の訪問は、先の尖閣沖事件後の中ロでの首脳会談後に発表したこともあり、明らかに中国の日本への対応も頭の中に入っています。
しかし、「中国とロシアが共闘」という形には思いません。
両国とも日本を媒体としてけん制し合い「次世代のリーダー」に名乗り出ようとしています。
世界には日本だけではなく領土問題をどこの国も掲げています。
有名なところでは、「中国のチベット、ウイグル、台湾」など。
ロシアのチェチェンもそうですね。
中東のイスラエル紛争も、インドのカシミール地方もそうです。
日本はやはり平和な島国だけあって、これらの領土問題に疎すぎた。
ここにきて苦しい状況が連続して行われています。
正直、北方領土や竹島問題は「実効支配」されている状況で、いくらハーグの「国際司法裁判所」に持ち込もうが、「領土に対する歴史的な学術意見」と「実効支配」では、「実効支配」のほうが強い状況と個人的には思います。
それこそ、「ウソも100回つけば本当になる」という状況です。
竹島、北方領土とも、ここまで「実効支配」が明確になる前になにか行動をすべきだった。
そこら辺は自民党も「民主党の弱腰外交」を責められたものではないと思います。
本当に日本国民としてはやきもきした国策が続きます。
ブログがこのような話題ばかり連日続くのが悲しい限りです。