アメリカ・トヨタの「急加速問題」
さんざん叩かれたあげく「電子制御には異常なし」の結論が出たそうです。
これによりトヨタの信頼回復は得たものの、言われなきリコールを受けたイメージの回復には時間がかかりそうです。
このトヨタたたきの結果、アメリカ3大メーカーの売り上げは回復、あきらかに政治による嫌がらせに近い始末でした。
ここはしっかりアメリカ議会には自己反省を願いたいところなんですが、あきらかに計画通りの状況なため、反省も「口だけ」という事で終わるでしょう。
なによりも、日本の対アメリカへの弱腰外交に両手を縛られています。
アメリカ国債を多く買っている日本は、中国と同じくらいの発言力はあるのですが、結局「アメリカの核の傘」に守られている以上、アメリカに対しては弱腰でしか居られない、というところでしょう。
第二次世界大戦後、サンフランシスコ講和条約で得たとみられる「日本の独立」は、結局「肝は握られたまま、いざという時には恫喝できる」という状況を残しています。