中国の大手飲料メーカー「娃哈哈集団」が日本の乳製品メーカーの買収に動いているという記事をみました。
まさに中国経済の勢いが垣間見え、またとうとう日本に!という衝撃があります。
どこの乳製品メーカーかは明らかになっていませんが、衝撃のニュースであることは間違いないでしょう。
かつてバブル期に日本の三菱地所もニューヨークのロックフェラービルの買収を行いました。
ニューヨーク、ひいてはアメリカの象徴である「ロックフェラー」の名を冠した施設の買収は「日本叩き」と「日本脅威論」をもたらしました。
今回の中国企業からの買収劇は同じ感覚を受けます。
前述のロックフェラービルに関しては、やがてバブルがはじけ、購入した14棟のうち12棟を売却する結末になりました。
中国のバブル崩壊論も、だんだんと聞こえてきます。
これが歴史の繰り返しなのか、はたまた日本の経験を踏まえて新たな展開を見せるのか、冷静に見守る事にします。
ちなみに「娃哈哈集団」、「ワハハ」と呼びます。
中国では頻繁にコマーシャルを打つ、飲料メーカーです。