原発ははたして必要なのか?

180px-gluehlampe_01_kmj最近、私の友人の中でも

原発ははたして必要なのか?」という問答が繰り返されます。

震災後も私個人的に「原発は莫大なエネルギーを発生するから、これがなかったら日本は電力不足に陥る」ため、必要と考えていました

しかしここ2~3日でこの考えも少し変化をもたらしてきました。

はたして「原発がなければ電力不足に陥るのか?」という事です。

これに関しては、正直知識がないままに「電力不足になる」と思い込んでいたのですが、いろいろ調べてみると「そうでもない」という意見もあります。

結局専門家でないと分からない部分は多いのですが、ここまでの原発事故が起こりうるリスクを抱え原発推進とはいえなくなってきました。

専門家の話でも「日本の原発建設は、耐震であろうがなかろうが関係ない」という衝撃的な意見があります。

これも「官僚機構」からなる「事なかれ主義」から来た「危険予知欠如」が問題となっています。

昨日のニュースで、ある被災地が「堤防を15m超にした元市長のおかげで被災しなかった」という場所があります。

今回この堤防により守られたからこそ出た言葉であり、これが何もなかったら「無駄使い」と表現されるのです。

事業仕分けの「スーパー堤防」もそう。

「ウン百年に1度の災害のためにこの堤防は必要ない」という仕分けになりましたが、この大震災で少し印象は変わったのかもしれません。

まぁ、スーパー堤防は完成が程遠いので、スピードとしては問題外ですが・・・。

今後事態が収束したのち、「危機管理のための公共事業」が乱発し、それに群がるアリのように様々な利権を追い求める輩も出没します。

日本は一度死んだのです。

大ナタを振るう機会かもしれません。