先日レンタルで「ロレンツォのオイル」という映画を見ました。
大まかなあらすじは
「息子の難病に対して間断なく解決策を探す銀行家のオドーネ夫妻の実話に基づいた映画」という事です。
この中でオドーネ夫妻は専門医の少なく、研究者も少ない息子の難病に対して自ら本を読み、行動し病魔と闘います。
5歳時の診断で「あと2年」と言われた息子の余命は結果30歳まで伸ばすことができた、それは病魔に聞くと自らが調べ判断した「オリーブオイル」を与え続けたという事です。
オドーネ夫妻は当初、息子の難病に対して「同じ悩みを抱える両親のためのカウンセリング」に参加しますが、その内容は「病魔に対して知識を分かち合う事でなく、病気の子供に対しての両親の悲しみをいかに取り払うか」というところに重きを置いていました。
夫妻はこれに反発し「悲しむどころ出ない、なんとか息子を治したい」という考えで突き進みます。
それには本当に「子供を守る情熱」が見えました。
今回の震災でも、おおくの方々が子供を守るために亡くなったと聞いています。
子を思う親心はとてつもないものを再確認させてもらった映画です。