ネパールからの帰国、あっという間に1週間が経ちました。
ポカラというヒマラヤトレッキングの最前線の街は最高の日々でしたが、あっという間の混沌の街バングラデシュです。
もう街の風景や人との触れ合いにも問題なく、先日はダッカの「オールドダッカ」と言われる地域に行ってまいりました。
ダッカには「オールドダッカ」と呼ばれる地域と「ニューダッカ」と呼ばれる地域があり、オールドダッカ地域は文字通り、かつて繁栄してきた場所、ダッカの中心地という事になります。
対してニューダッカというのは新興中心市であり、現在の様々な商業、暮らしの中心地です。
インドでも「ニューデリー」「オールドデリー」という場所がありますが、都市名としては「デリー」が正しく、「インドの首都ニューデリーで・・・」などの言い方は厳密に都市名で行けばおかしいように思います。
ニューデリーも「新大阪」や「新横浜」などの地域の呼び方という色合いが強いと思います。
さて、そのオールドダッカですが、中心に大きなブリゴンガ川がありまして、ここからバングラデシュ南部のシュンドルボンなどに船が出ています。
さすが水の町バングラデシュ。
地元の人の足として、船が頻繁に使われています。
時間があったので、渡し船のおじさんに交渉し、しばし1時間ほどのブリゴンガ川周遊してきました。
岸から離れる際は、相変わらずの日本人珍しさによる人々の凝視のまなざし。
もう慣れてしまい、あまり気にしなくなってきては居ますが、初めての方にはストレスに感じるかもしれません。
オールドダッカにはヒンズー教地域もあり、狭い路地のここかしこにヒンズー教独特の「お香」の匂いも漂ってまいります。
ここはインドの聖地バラナシに似た印象で、行ったことがあり方はそこをイメージして頂ければ良いでしょう。
オールドダッカ、バングラデシュのガイドブックによるとダッカ観光の目玉らしいです。
生活と観光はやはり訪れる場所も違いますので、感覚がわからなくなってしまいますが、こういう場所もたまには訪れて息抜きしています。