昨日8月2日からバングラデシュでは「ラマダーン(断食月)」に入りました。
こちらでは「ロジャ」と呼んでいるそうです。
断食と言っても、ずっとご飯を食べないわけではなく、日中は飲まず食わずになり、夜には食事が食べられます。
敬虔なムスリムはツバさえ飲む事もためらうそう。
信仰心が薄い日本人にはなかなか耐えられそうもない行事ですが、彼らにとってはこれも大切な信仰行事の一つ。
これから一か月にわたる断食月をスピリチュアルに過ごすそうです。
さて、昨日はこちらの一般家庭にお邪魔する機会があり、1日の断食後の初めての食事「イフタール」を共に頂きました。
多分それぞれに意味があると思われる食材が並びます。
木の実や、甘いプレッチェルのようなモノ、独特なフルーツジュースなど、決して美味しいとはいえないものの、身体に良いモノが食卓に並びます。
このラマダンが終わると、「イード」と呼ばれる祝日が始まります。
お互いに「断食、頑張ったね」と讃えあいながら、新調した服でお祝いし合うそうです。
お金が必要なため、この時期はひったくりも多いそうです。
気をつけて過ごしてみます。