バングラデシュでは「断食明けの休み」が始まります。
8月の初めから行われた1ヶ月にわたる断食月。
くるしい断食から解放されて、ようやくみなさんが食事ができるようになります。
これはバングラデシュだけでなく、他のイスラム圏も一緒です。
ここからイスラム圏は3~4日ほどの休みになり、都市で働いている人たちも田舎に戻る時期です。
「イード」と呼ばれる休みに入るのですが、ウェブサイトのバングラデシュ新聞では、さっそく帰郷者で込み合った船の写真が1面にありました。
さしずめ日本で言う「お盆ラッシュ」ですね。
よくバングラデシュの写真で見られるような強烈な乗車率の電車。
これも、こういった休み前にはよく見られる光景です。
個人的にはこの断食月、非常に身体に悪いものだと思っていますが、この時ばかりは皆で労をねぎらうようです。