「尖閣諸島を政府が20億円で購入で合意」という話題が踊りました。
多額の寄付金を集め、尖閣諸島の購入を目的にしていた石原東京都知事は「そんな話は知らない」と。
結局のところ、これが真実であるのかデマであるのか分からないまま報道が先走っています。
というよりマスコミは「報道する前に裏を取らないのか?」
という感じです。
「政府関係者」と呼ばれる人から聞いた話を鵜のみにして記事を流しているのだとしたら、この国のマスコミは関係者とやらの虚言妄言で「右往左往」してしまい、情報を受ける一般市民が正しい情報を得られません。
結局のところ昨夜の報道でも、まだ小骨がのどに突っかかったままのような感じで、本当のところが分かりません。
もしこれが誤報であるなら、「ウソを言った政府関係者が悪い」という論調と共に「裏を取らないマスコミが悪い」という論調も自ら繰り広げて頂きたいものです。
というか、結局どっちが本当なのでしょうか?
本当だとしたらこの「政府の20億円という財源は?」
「東京都の14億円の寄付の行方は?」
「焦って政府が購入するなら、なぜ今まで行動に移してこなかった?」
様々な疑問と不信も残ります。