ハンバーガー党の私にとって、日本のご当地ハンバーガー屋さんを訪ねるのは、旅行の醍醐味の一つになっています。
さてバングラデシュですが、あまりイメージがないようですが一応「ハンバーガー」というものは気軽に味わえます。
しかし宗教的理由があり様々な制約があるのも否めません。
バングラデシュは日本を超える1億6000万人の人口がいますが、90%がイスラム教、9%がヒンズー教、1%が他の宗教に属している、と言われています。
その他の宗教にあたる私も含める1%の人口にあまり食べモノの制約がありませんが、
- イスラム教 豚肉ダメ
- ヒンズー教 豚肉と牛肉ダメ
と人口の99%に制約があるため、どうしても「鶏肉」や「魚」がメインになりハンバーガーも「チキンバーガー」が多く見られます。
この傾向はヒンズー教が多数を占めるインドでも同等です。
しかし何とかおいしい牛肉のハンバーガーが食べれる店が首都ダッカだからこそ存在します。
その名も「American Burger」です。
スタッフに聞くと経営にアメリカ人が関与していないようですが、このネーミングです。
この店は小さなチェーン店ですがダッカで唯一まともなハンバーガーが食べられると思っています。
しかも豚肉が入っていない「牛肉100%」のお肉を注文後の炭火焼で焼いて120~30円ほど。
一番高い「ダブルビーフチーズバーガー」で160円です。
日本と比べ賃金格差のあるバングラデシュでは、高く感じられますが牛肉100%の炭火焼ハンバーガーは見た目は良くないですが、日本人にとっては日本の某大手チェーンの同価格のモノと比べたら、かなり美味しいかと思います。
なかなかバングラデシュに出かけてみる機会はないかと思いますが、来られた時は是非ご案内致します。