ケンタッキーフライドチキンのトリビア

ケン250px-kfc_logoタッキーフライドチキン

最近は「KFC」という名前が正式名称らしいのですが、やはり「ケンタッキーフライドチキン」と言った方がなじみ深いです。

しかし「フライド」という単語が「不健康なイメージ」を連想さる。

また「フライドチキン」という名称が「フライドチキン以外の多角化をしたい」という目的の中、正式名称を「KFC」と変えたそうです。

たしかに最近の「KFC」はフライドチキン以外の食べモノも一生懸命押しています

現在、駐在中のバングラデシュではなぜか「タイ・ライス」という「タイ式焼き飯にフライドチキンを細かく切ったモノをまぶしたオリジナルライス」のようなものも販売されていましたね。

ところで昨日テレビで「ハンバーガー総選挙」というものをやっていたそうですが、ハンバーガーチェーンにも通じる「フランチャイズ方式」というモノを世界で最初に作ったのが、この「KFC」であり、あのカーネル・サンダーズさんという事のようです。

彼はもともといろいろな仕事を創業しましたが、そのいくつもを挫折。

40歳の時に始めたガソリンスタンドの経営の傍ら、そのガソリンスタンドの一角に「サンダース・カフェ」というカフェを出したのが、その始まりだそうです。

その「サンダース・カフェ」の目玉商品が「フライドチキン」

カーネル・サンダースさんがガソリンスタンド支配人と調理人とレジ係を兼ねた「ガソリンスタンド&サンダース・カフェ」は国道沿いの立地だった事もあり好評を博し規模を拡大。

7年後には「モーテル」も併設したそうです。

さらに創業から12年後、はじめてのフランチャイズ店としてユタ州・ソルトレイクのピート・ハーマン氏が、この「サンダース・カフェ」の調理レシピをもとにフランチャイズを始め、その時にピート氏からサンダース氏へ「ケンタッキー・フライドチキン」という名称を提案され、サンダース氏が了承したのが、そもそものようです。

現在ではさまざまな国で愛されるケンタッキーフライドチキン。

イスラム教やヒンズー教など食べモノに禁忌がある国でも展開可能なため、想像以上にフランチャイズ化されています。

しかもどこに言っても「あの味」が再現されているのです。

すごい事ですね。

ちなみに「カーネル・サンダース」の「カーネル」は「大佐」の意味なんですが、このサンダースさんの名前は「ハーランド・サンダース」さん。

「カーネル」というのは地元ケンタッキー州から送られる「名誉州民」の称号の一つのようで、サンダース氏の功績をたたえてケンタッキー州が送ったものであり、「軍の大佐」でも何でもないようです。

ブッシュ前大統領、クリントン元大統領、タイガー・ウッズ氏、イギリスのチャーチル元首相も「ケンタッキー・カーネル」だそうです。