成田空港の立地

250px-contorol_tower_in_narita_airportnarita-cityjapan日本の玄関口「成田空港」なんですが、今更ながら遠くて使いにくいです。

とくに地方から出かける人間にとってのアクセスの悪さ時間的なロスは計り知れないですね。

長距離飛行が可能な4000m級滑走路が1つしかない、また今後増設もできないような立地は、「なぜ国際空港がこの立地なの?」と建設予定および建設当時の政治的な匂いがプンプンします。

それはさておき結局、個人的に近隣の中部空港セントレアを使う事が多いのですが、ここはここで便数が少ない。

アメリカ本土などはデトロイト行きしか直通がなく、デトロイトからの乗り換えしか選択肢がありません。

しかし上海などは一日に5本ほどの就航。

まさに中部地方は「車の街」「仕事の街」というのを感じさせてくれる就航数と就航都市です。

個人的にはもっと様々な所に直通で行けるとありがたいのですが、個人的な小さな顧客の意見が通らない事は承知の上です。

結局ハブ空港として中部空港から「ソウル」、「上海」、「タイ」、「香港」、「シンガポール」などの首都空港を経由してしまうのですね。

国際空港としての羽田空港は未だ利用した事はありません。

現状はどこまで拡張されているかは分かりませんが、成田と違い拡張の余地はありそうな立地です。

日本第二の都市である「横浜」からも成田に比べれば数段近い。

日本のハブ空港計画はやはり羽田を中心に行った方が良いと思いますが。

成田空港は「拡張反対」や「騒音被害」など様々な住民との軋轢もあります。

しかしいざ出ていく事になると、とたんに懐柔案が出てくるところあたりがいやらしいですね。

沖縄と同じで、多少の経済的潤いがあるのは認めた方が良いと思いますが。

まぁ、とにかく地方の人間にはなかなか敬遠しがちな成田空港。

文字通り「手の届く空港」になればよほど便利なのですが・・・。