ボストンテロ事件についての驚くべき報道姿勢

images2ボストンのテロ事件にようやく進展がありました。

容疑者の映像が全米各地で流れています。

さすがに詳細な映像だったため、早急にさらなる進展が見込めると思われます。

このような無差別なテロ行為や犯罪行為は許されるものでありません。

早く犯人が見つかってほしいです。

ところで気になったのが日本の報道

海外の報道もいくつかみて、そこまでではなかったのですが、日本の報道で今回の「圧縮鍋」を使った爆弾の「作り方」までかなり詳細に報道していたことです。

もちろん決定的なことまでは放送しませんでしたが、それでも「異常とも思えるほどの細かさ」で報道していた局が、なんといくつもありました。

番組としては「こんなに簡単なもので・・」という意図だったのかもしれませんが、逆にみると「こんなに簡単に作れるんですよ」と言っているようなものです。

さらに加えて、ある局では「探せばインターネット上で作り方が探し出せる」なんていうことをわざわざ言っている局もありました。

まさに「くわしくはウェブで・・・」の世界です。

これでは無駄に「模倣犯」を生み出しているのと同じです。

ビックリしました。

国民の「知る権利」を満足させるのが報道の務めですが、このような情報は「過度」ともいえるものです。

ほんとに口をあんぐり開けてしまう放送でした。