家電チェーンの大手「ヤマダ電機」が国内外で苦戦しているそうです。
つい最近まで、ヤマダ電機をはじめとした大手家電量販店の隆盛が伝え漏れてきましたが、ここにきての「苦戦」の話。
びっくりしました。
しかし、これも想像できたことですが、若い世代になればなるほど「商品は家電量販店で確認し、購入はネットで最も安い値段で」という購入者が多くなってきているようです。
大手量販店は「Amazon」などのインターネット量販店に対して不平を漏らしているようですが、これはなかなか難しいものです。
もともと家電は、「近所の家電屋さん」に頼むのが常でした。
家電屋さんに頼み、持ってきてもらう。
設置も頼む、というのが流れだったような気がします。
その後、家電の発達により設置も楽になりそれと共に「家電量販店」という存在が出て、大量購入によるスケールメリットをフル活用。
個人で営む「家電屋さん」を淘汰してきました。
そして今度はインターネット時代です。
今度は大きな土地や従業員を抱える家電量販店が、ネット流通に淘汰されようとしています。
今後の家電量販店を取り巻く環境はどうなってくるのでしょうか?
大手量販店がこのまま手をこまねいてみているとは思えません。
実際、高齢化社会を迎え「近所の家電屋さん」が見直されている現状もあります。
消費者としては、「常に便利なほう」へ冷血なほどに動いていきます。
これからの動きも、また見ものですね。