最近、中国の経済停滞がささやかれ始め、「日本と同じ道をたどるのではないか?」という懸念が出ているようです。
中国政府はなんとか経済成長率を7%維持を目標にしているようですが、今この状況の中でもがき苦しんでいるのは、先々のことを考えると不安な部分があります。
個人的には、中国政府は「日本と同じ轍を踏まない」と予想していましたが、民間に横たわる意識は政府の考えとかい離しているようです。
日本のバブルもそうですが、人々の購買意識が実体経済を上回り膨れ上がったことから来る「バブル経済」
たしかに中国人はこの「浮かれもよう」に狂喜乱舞していたのかもしれません。
大胆な不動産取得、大規模な企業買収など、日本と似通っていたのは間違いないです。
しかし中国当局は、日本のバブル後の状況を知っています。
そうした「教科書」があり、また政府による「強権発動」」ができる中国政府は、それを避けることができると個人的には予想していましたが、どうやらこのまま日本と同じ道を歩むという流れも見えてきました。
経済に関しては日本はいまだ世界第三位の経済大国であり、まだまだ発言力の行使は可能な国です。
それを下支えするのが、潤沢な個人資産。
日本の「政府の借金」は1000兆円にせまる勢いですが、その90%以上は日本国内での借り入れになります。
それゆえ「借金大国、借金大国」と言われながらも、エコノミストからはそれなりの「経済の堅持力」が評価され、「円の暴落」どころか、政府の関与によってようやく「円安に転じる」という、評価の高さを見せてきました。
中国人と日本人の気質は、顔は似ているもののだいぶ違います。
中国人の気質はあきらかに「アメリカ型」
まず「消費」、そして「支払い」の文化です。
お財布を気にせず、「まず買いましょう」という楽観的な気質です。
バブル期の日本人はこれに浮かれましたが、それでもいくばくかの自制心があった。
中国ではなかなかこの状況で自制心をもとめるのは難しいでしょう。
習近平政権は、かなりの難敵と戦うことになります。
経済の停滞と共に、国の中では「不満分子」が続出し、現政府に対しての反旗を翻すものも出てくるかもしれません。
そこで日本下懸念するのは「日本への飛び火」
中韓はいままで自国内の問題のガス抜きを「他国への侵略」や「仮想敵国の創造」で交わしてきました。
まだまだ正直言って民度の低い現地中国人は、日本以上にしっかり踊らされます。
国内問題噴出と相まって、先日のような「対日本向けストライキ」というのが起こる可能性は高いです。
日本は、その時は毅然に対処できるよう、中国依存の経済は卒業し東南アジア、南アジア、中南米とのビジネスに拍車をかけたほうが良いかもしれません。