日本の春秋は、年々あっというまに過ぎていく感があります。
これからしばらく暑い夏が日本中を多い、ニュースなどで「今年最高気温を更新」という言葉も出てくるでしょう。
日本の四季ははっきりしている、と言いますが四季というより「寒暖の差」がはっきりしているといったほうが良いのかもしれません。
北海道などは寒い印象がありますが、本州のどこよりも気温が高い日などもあります。
子会社があるバングラデシュやタイ、シンガポールなどは「熱帯」というイメージがありますが、1年を通して気温の変化が日本ほどではない為「衣替え」という概念もなく、とらえようによっては「過ごしやすい」のかもしれません。
しかし日本の厳しい「寒暖の差」ですが、こと自然環境の中では様々な風景を見せてくれる一つの理由にもなっています。
日本人は昔から「自然と調和」という事を他国よりも強く感じてきたのではないでしょうか?
木や石、風にも神が宿って、という考え方は日本古来の神道での自然のとらえ方です。
年々、寒暖の差が激しくなっているように思えますが、日本人のこのような「自然と調和し、人間が自然に合わせていく」という事が「衣替え」にも表れているように思えます。
今日でまた「季節が変わった」という事ですね。