最近、ネット上で「仕事上で出されたお茶を飲むのは失礼か?」という議論を見ました。
自分自身、お客様や様々な場所に出かけた際に出されたお茶を今まで頂いてきたので、「もしや?」と思いましたが、やはりこれはネット上にあふれるデマの一つのようです。
ただ、このようなマナーを聞いたことのある人も多く、「ばかげた話だ」というような事も言い切れません。
若い世代では、このような事も「常識」ととられる世代がいるのでしょう。
お茶を出す方から考えると「せっかく出したんだから、飲んでいったもらいたいなぁ」という気持ちはあります。
もちろん、お茶を頂くのには出された方に「お礼」と、「どうぞ」という声掛けを頂いてから、というのは当然のマナーだとは思いますが、それさえできれば堅苦しくない程度には頂くほうが良いような気がします。
と、同時に出す方も「どうぞ」との声掛けをしてあげるのが礼儀なのかもしれません。
「言葉が生きている」のと同様に「マナーも生きている」と言わざるを得ない変化。
社会の中では20代と60代が一緒に働くので、その世代間の考えの違いも大きくなっていくと思いますが、あまりに「恐縮しすぎる社会」というのも生き辛いなぁ、と思う事が多いです。