少し話題としては遅いかもしれませんが、ドイツのベルリンで行われている世界陸上で、ジャマイカのウサイン・ボルト選手が9秒58という世界新記録で100mを制しました。
北京オリンピックでも金メダルを取っていますので、この大会でも優勝候補筆頭でしたが、記録としてもとんでもない記録のようです。
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100m競争は、そのレース観戦における単純さからか、陸上競技界では花形種目として、注目されます。
かつてはカール・ルイスが、そしてベン・ジョンソンのドーピング疑惑、近いところではモーリス・グリーン、タイソン・ゲイ、そして今回のウサイン・ボルトという大会のヒーローが現れてきています。
今回の記録、ウサイン・ボルト選手の100m間でのトップスピードは時速44kmにもなったようです。
普段車で走っていると時速44kmはたいした事がなさそうですが、一度車の窓から外をのぞいてみてください。
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自分の足で、そのスピードを出しているとすると、とんでもない早さだと実感できると思います。
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かつてベン・ジョンソンがドーピング疑惑であったけれど9秒79という記録を打ち出したとき、この記録は100年破られないだろう、と言われました。
しかし、それから20年余りで9秒59という記録。
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いったい人類の力と言うのは、どこまで進化していくのでしょうか?