横綱「朝青龍」が引退を発表しました。
良くも悪くも、近年まれにみる個性的な横綱でありました。
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私個人的には、力士としては大変強い力士だと思っています。
あれほど小さい体で、これだけの結果を残してきたのは素晴らしい事です。
しかし、こと横綱の品格としては・・・。
横綱の品格とは何か?という事になりますが、日本の国技とも言える横綱に求められる姿というのは、元来日本人が「良し」としてきた人間像ではなかったでしょうか?
「強くても鼻に掛けず、驕らず、騒がず、敗者にも敬意を表し・・・・」
モンゴル人の朝青龍にとって、この日本人の美学というものはなかなか理解しがたい所はあると思いますが、立場的に、それを求められる事は致し方なかったのでしょう。
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ただ、今回の「引退」という決断で「終わったことは水に流す」という日本人の風潮を朝青龍自体が感じるのかもしれませんね。
今回の騒動は、一挙に収束するのでしょう。
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またこの引退報道で、民主党の小沢幹事長をあれだけ事情聴取までやっておきながら不起訴という敗北を喫した東京地検特捜部ほどほっとした人たちはいないのかもしれませんね。