ボストンテロ事件についての驚くべき報道姿勢

images2ボストンのテロ事件にようやく進展がありました。

容疑者の映像が全米各地で流れています。

さすがに詳細な映像だったため、早急にさらなる進展が見込めると思われます。

このような無差別なテロ行為や犯罪行為は許されるものでありません。

早く犯人が見つかってほしいです。

ところで気になったのが日本の報道

海外の報道もいくつかみて、そこまでではなかったのですが、日本の報道で今回の「圧縮鍋」を使った爆弾の「作り方」までかなり詳細に報道していたことです。

もちろん決定的なことまでは放送しませんでしたが、それでも「異常とも思えるほどの細かさ」で報道していた局が、なんといくつもありました。

番組としては「こんなに簡単なもので・・」という意図だったのかもしれませんが、逆にみると「こんなに簡単に作れるんですよ」と言っているようなものです。

さらに加えて、ある局では「探せばインターネット上で作り方が探し出せる」なんていうことをわざわざ言っている局もありました。

まさに「くわしくはウェブで・・・」の世界です。

これでは無駄に「模倣犯」を生み出しているのと同じです。

ビックリしました。

国民の「知る権利」を満足させるのが報道の務めですが、このような情報は「過度」ともいえるものです。

ほんとに口をあんぐり開けてしまう放送でした。

地震と準備

200px-chuetsu_earthquake-yamabe_bridge 昨日は「大島」と「宮城」で大きな地震がありました。

両地震とも震度5を超えるもの。

とても大きいです。

先週には淡路島でも地震。

日本中どこに行っても地震の恐れがあります。

地震大国日本といえども、東日本大震災以降ここまで続くとさすがに恐れを抱きます。

自宅の地震対策および避難経路、防災グッズや貴重品の取り扱いなどを今一度確認しないといけません。

また地震時になる、「緊急地震速報

今回の淡路島の地震の時にも鳴ったそうですが、今回の大島、宮城の両地震の場合はどうっだったんでしょうか??

一度、東日本大震災直後に東京にいたことがありますが、その時には恐ろしいくらい携帯地震速報がなりました。

携帯電話から普段聞いたことのないような音で突然なったので、かなりびっくりした思いがあります。

あまり聞きたくない音ですが、このような速報インフラが整っている日本は、ある程度頼もしさを感じています。

背番号42の重み

images1 アメリカのマサチューセッツ州ボストンで起きた爆弾テロ事件。

現在はその原因追及に時間を費やされているようです。

今回の現場から車で20分ほどの場所にメジャーリーグ、ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークがあります。

現地時間4月15日は「ジャッキー・ロビンソンディ」と呼ばれる催しがすべてのメジャーリーグの球場で行われました。

ジャッキー・ロビンソンという人は、メジャーリーグの歴史上はじめて黒人としてメジャーリーグの舞台に上がった人です。

それまで黒人は「ニグロ・リーグ」という黒人専門リーグがあり、白人中心のメジャーリーグとは区別されていました。

それまでに才能豊かな黒人プレーヤーがいたものの偶然が重なり、このジャッキー・ロビンソンという人が初めて黒人としてメジャーリーグに挑戦するという機会を得ます。

チームは当時ニューヨークのブルックリンに本拠地を構えていたドジャース。

もともとここのオーナーはチャレンジ精神旺盛の方だったようです。

しかし当のジャッキー・ロビンソンの役割はかなり重要。

彼が失敗したら、その後に続くものが現れなかったでしょう。

見事ジャッキー・ロビンソンは様々な脅迫や批判に負けず活躍。

その年の新人王まで受賞しました。

彼がいなかったら、その後の黒人選手も、もちろん野茂選手やイチロー選手のようなアジア人のメジャーリーグ挑戦もなかったかもしれません。

その功績をたたえ、彼のデビューした日をジャッキー・ロビンソンデイとし、彼がつけていた全球団永久欠番の「42番」をこの日はプレーヤー全員が着用します。

日本では「42番」という背番号は「死に行く」ような番号であまりつけたがりませんが、日本に来た外国人選手は「42番」という番号が空いているとこぞってつけたがります。

基本的にメジャーリーグではこのジャッキー・ロビンソンディ以外では着用できない番号だからです。

写真はまさに全選手が「42番」をつけている様子。

地震予知はもう不可能!?

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4月13日に淡路島を中心とした地域で大きな地震がありました。

震度は「6弱」

人によれば「阪神大震災」よりも強力な揺れを感じたそうです。

先日の「東日本大震災」といい、地震大国日本に住んでいるとマヒしてしまう感覚ですが「震度6」などというとかなりの激震です。

日本の耐震性能は世界でもナンバーワンと言われています。

今回の激震でも、家屋にはさほどの影響がなかったことはとてつもないことです。

これまでの経験や予防が役に立ったという事でしょう。

逆に警鐘をならしたいのが「地震予知」

メディアでコミカルに地震を説明してくれる東大教授のロバート・ゲラー教授も言っていますが、「地震は予知できない」という意見です。

またしても今回の地震の予知もできた話は聞きません。

年間かなりの額を「地震予知研究」に費やしているといわれます。

しかしもう「地震予知」ができないのなら、災害対策費や、耐震・免振費に回したほうがよいのでないでしょうか?

地震が起こるのはしょうがない。

だったら被害を最小限にしよう。

この考えです。

日本の住宅が行ってきた方法です。

今回の地震で、さらにその考えが強くなりました。

TPP参加に賛成?反対?

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TPPの事前協議に日本とアメリカの間に合意がされるそうです。

安倍首相が自民党総裁になり、自民党が与党に返り咲くことがあれば、この状況は予想できたことです。

農業関係はTPPに反対。

産業界はTPPに賛成。

テレビなどでも各評論家が「賛成派」「反対派」と論議を重ねています。

双方とも試算が違い、国民はどちらの試算を参考にすればよいのかわかりません。

結局こうなるとTPPに関しては、国民は「なるようになれ」という状態しかならないような気がします。

どちらにしても自民党が勝利すればこのようにTPP参加は想定できたことなので、国民は「支持した」という事と同じこと。

あとはどうなろうとみんなが毎日頑張ればよいことです。

人と違うことをして目立ちたかった高学歴学生

images「人と違うことをして目立ちたかった。」

今回ニュースで取り上げられた、神戸大学の学生をはじめとする大学生グループのUSJでの悪ふざけ。

全国ニュースでも取り上げられ、結果として「目立ちたかった」という目的は達せられたのが皮肉ですが、彼らの悪ふざけの子供じみたものに失望を通り越してあっけにとられました。

大学生にもなって、そういった悪ふざけをするのももちろん、それを堂々とインターネット上に「自ら」アップして自慢をする。

それが世界中に配信されることも想像できずに・・・。

「若気の至り」というものがあるのはわかります。

武勇伝を人に伝えたい、という気持ちも誰しもが持つものです。

しかしそれをインターネットに乗っけて自ら発信。

結局、誰かに見つかり、自ら謝罪。

「反省しております」という流れ。

このような事件は最近多発しています。

インターネット社会に精通している年代であるにもかかわらず、その怖さをわからないのはとても危険だと思います。

この事件はもう一つの背景として神戸大学や同志社大学などの「高学歴」という冠の付く学生が起こしています。

今の日本の社会はわずか18歳時点の学歴が一生まとわりつく場合が多いという、一種異様な社会を形成しています。

彼らもこのような事件がなければ順風満帆な未来が待っていたのかもしれません。

「高学歴」とあっても、人としてしっかりとした人格が形成されていないのは問題ですね。

それを考えると本当に残念ですが、このような事件が減る傾向はないような気も片方に持っているのも確かです。

大人たちは、日本の子供をもう少し「大人に」なるよう教育しなければなりませんね。

長嶋さんの国民栄誉賞は松井氏の授賞が決まってから?

index1少し話題としては旬が去った感がありますが、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏が「国民栄誉賞」の同時受賞が決まりました。

このニュースについて多くの反応が「長嶋氏は遅いくらいだが、松井氏は分不相応」という声があります。

確かに個人的にも長嶋氏と松井氏では比べるまでもない影響力だと思いますが、今回の長嶋氏の受賞は「松井氏の受賞ありき」」で考えられたような気がしています。

松井氏の国民栄誉賞授与に関してはどのような形で決められたのかわかりませんが、松井氏に国民栄誉賞を授与するのにあたって、「長嶋さんにはあげなくて良いの?」という雰囲気になったような気がします。

もちろん長嶋氏は成績いかんにかかわらず、日本プロ野球を「国民の娯楽」に高めた功績があり、その影響力は多大です。

すでに受賞してもおかしくない方ですが、ここまでタイミングがなかったのでしょう。

大鵬氏の逝去後授賞に対する意見もかんがみて、「松井氏授賞のこのタイミングで!!」という形で決められたのでしょう。

こんかい松井氏が授賞されなかったら、長嶋氏ももしかしたら生前授与はなかったかもしれません。

そう考えると長嶋氏国民栄誉賞受賞には「松井氏授賞」が欠かせなくなったのは間違いないと思われます。

「国民栄誉賞が軽くなった」という声がありますが、もともと国民栄誉賞はそこまで敷居の高い賞でもなかったような気がします。

お二人の授賞はとても喜ばしい話題であると思っています。

日銀の大胆金融緩和策がバズーカ砲と言われています。

index日本銀行の黒田総裁が発表した日銀の金融緩和策は「バズーカ」と言われています。

合計130兆円近くを動員して景気を揺さぶるようです。

為替も一気に円安を加速。

株も上がったようです。

新総裁就任前に「大胆に行う」と発表していたのである程度予想されていましたが、市場の反応を見ると、「予想以上であった」という事なのでしょう。

経済の動きを見ると、本当に「経済は人の心だ」というのを思い知らされます。

安倍新総理就任から続伸する株高は、このような禁輸緩和を予想されて起こるものであり、実質手を下したわけではないものです。

また日銀の今回の金融緩和策も発表したばかりであり、まだ効能は見えてきません。

すべて「きっとこうなるであろう」という予想が市場の動きに連動しています。

国民は結局のところ「景気が上がって、町が潤ってくれればよい」と思っています。

日銀などはまさにその番人

今回の金融緩和策は実際の効能がどうなるかはまだわかりません。

しかし発表後の市場の動きを見ると、「好感をもった」というのは事実でしょう。

ハワイ風パンケーキ店の出店ラッシュ

index4最近、首都圏では「ハワイ風パンケーキ」が流行しているようです。

ハワイでは朝食でパンケーキ、いわゆるホットケーキですが、それを出すお店が増えています。

そのホットケーキが、日本で考えるよりも結構なボリュームで出てくるので日本人に人気です。

ハワイの某店に行きましたが朝からすごい行列、しかもそのほとんどは「日本人」という、ガイドブック効果を目の当たりにしました。

それに味を占めたのか、ハワイの有名店が続々と日本に出店してきています。

ただし値段が高い。

1食1000円オーバーのメニューばかりです。

パンケーキといえど、結局はいわゆる「ホットケーキ」

それにフルーツを乗っけてホイップクリームを乗っけて、というとそこまで原価はかかりません。

自宅で同じものを作れば、かなり安い金額でできてしまいます。

ハワイだからこそ食べるパンケーキでしたが、日本で果敢に出店するパンケーキレストラン。

さて、勝機はどこにあるのか?

見ものです。

キプロスという遠い国の影響が日本にも。

300px-cy-map-ja地中海に浮かぶ小さな島「キプロス」にて新たな金融不安があります。

ユーロ諸国はキプロスへの財政支援を申し出ていますが、その条件もあります。

そのためにキプロス国内では、10万ユーロ(1230万円)以上預金している人に25%の課税をかける、などの増税措置を模索しています。

これほどの貯金をしている人の貯金資産4分の1を摂取する、ということです。

これはとんでもないことで、銀行への取り付け騒ぎが繰り広げられていますが、銀行は開店休業、ATMは機械内に資金不足と国民は途方に暮れています。

本来なら日本とはあまり接点のない小さな国の話。

しかしこれもまた先日のギリシャ同様「ユーロ圏」というくくりの中で「ユーロの信用不安」を片足に引っ張りながら日本へ襲い掛かってきました。

ユーロ圏をみていると、やはり違った文化、国民の中での「共通通貨思想」というのはかなり危険なものというのが証明されました。

政府が自国内で「金融政策」を解決できないのは、自国内だけにかかわらず、その共通通貨内で負の影響を与えます。

日本も一時期「東アジア統一通貨圏」というアイデアもありましたが、これでこのアイデアも「簡単なものではない」ということも分かったはずです。

日本は「アベノミクス」と呼ばれる金融政策をしていますが、一国の金融政策もとても難しい一面を抱えているのですね。

桜の時期

index3日本は「春分の日」を迎えました。

東京ではもう花見が始まっているようですね。

そのほかの地域でも今週末から、今月末が一番盛り上がりそうです。

桜といえば日本の象徴。

やはり日本人である限り、この桜の時期が最も幸せを感じる時期なのかもしれません。

また、その「散り際」も日本人の美学である「潔さ」を象徴しています。

日本人にとって心をひきつけて当然かと思います。

日本の各地では、一日強風が吹きそう。

なんとか持ちこたえる桜の花が、一斉開花するのを心から望みます。

ワールド・ベースボール・クラシック

imagesワールド・ベースボール・クラシックが終了しました。

今回は残念ながら日本チームはベスト4で終わりました。

テレビでは8回の走塁ミスについて意見が出ていますが、どちらにしても日本チームが全体的に相手ピッチャーを打てなかったので、しょうがなかったとは思います。

とにかく前回、前々回と優勝、そして今回ベスト4だというのはかなり強かったということです。

プエルトリコは今回で知った方も多いかと思いますが、最初からかなり強いチームです。

ここまで勝ち上がってはいないですが、メキシコチームやオランダチームもかなり有名選手が混じっています。

アメリカのメジャーリーグはすでに多国籍のリーグのため、中南米出身者が40%ほどいるリーグです。

プエルトリコもドミニカも、ベネズエラもオランダ領キュラソーも多数のメジャーリーガーを送り出している国です。

ですのでプエルトリコとよい試合をやった日本は、すでに強いチームなのだと思います。

WBC自体は主導しているアメリカがなかなか結果が出せないため、アメリカ国内での盛り上がりが欠けていますので、まだまだ先行きが不安定ですが、今回日本以外の国が優勝することによって、大会自体の盛り上がりは出るように感じます。

そうすると、また日本の優勝の価値が見いだせることができます。

とりあえず興奮する数週間は終わりました。

また4年後楽しみましょう。

マニュアル車の復権

index2最近、マニュアル車の人気が復権していると聞きます。

確かに最近はマニュアル車を見ることが少なくなってきただけに、マニア的な感覚で乗る方も多いのでしょう。

現在はトラックでもオートマチック車が多く、本当にマニュアル車の希少な状況にあります。

しかしこの高齢化社会で、高齢ドライバーの増加とともにマニュアル車の良さもあるように思えます。

もちろん一番大きなところは「運転技術の必要性

ギアを変えるのに「クラッチを踏み込んで、ギアをチェンジして、半クラッチでつなぐ」という一連の動作はそれなりに感覚を必要としますので、高齢者のドライバーや未熟なドライバーの自然淘汰につながります。

昨今の事故に増加している「アクセルとブレーキの踏み間違い」というものも、減少できるでしょう。

しかし世界でもだんだんとオートマチック車の需要も多くみられます。

やはり復権はしているものの、まだまだマニュアル車からオートマチック車への移行は進むのでしょう。

最初にオートマチック車を製作された方は「画期的な発明」と喜んだでしょう。

しかしそれがやがて「運転技術欠如による事故」を引き起こすとは思わなかったでしょう。

私たちの周りのものは、日々便利になっていきます。

それにより失うこともたくさんあることが、この状況からもわかりますね。

新ローマ教皇が決定

1363202248862bergoglioローマ新教皇を決めるコンクラーベが行われ、第266代新教皇が決定したようです。

アルゼンチン出身のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿が「フランチェスコ1世」を名乗るそうです。

日本のカトリック信者数は約45万人ほどいるそうです。

麻生副総理などは有名ですね。

カトリック信者でない人たちも、前回のベネディクト16世の選出において行われた秘密選挙「コンクラーヴェ」を覚えている人も多く、このミステリアスな選挙、選出に興味を持っている人も多いようで、連日のニュースになっていました。

もちろん、直接的な日本への関連はないものの、カトリック信者は世界の12億人ほどと言われています。

そのトップの交代ですから、やはり大きなニュースに間違いないでしょう。

今回の南米からの選出は、不思議な事ではありません。

欧州と同じくらい南米にはカトリック信者が多いので、いつかこのような日が来るのであろうという予想はありました。

しかし非ヨーロッパ人としては1200年ぶりほどのようです。

第一代ローマ教皇はイエス・キリストの使徒ペトロと言われています。

その有する大きな権力を元に様々な陰謀も渦巻いてきたのも確かです。

近いところではヨハネ・パウロ1世がわずか33日で死去し「暗殺説」も流れました。

こういった所も、日本人にとってはなにかミステリアスな存在の一つに感じられるところでしょう。

とりあえず新ローマ教皇が決まったという事でした。