円安ドル高傾向が留まらず

z民主党、野田前首相の「解散表明」以降、円安ドル高が止まりません。

昨日の段階では、93円後半という状態のようです。

対ドル以外でも確認しましたが、全て円安傾向にあり、あきらかに日本主導の動きである事が読めます。

海外では現在でも「円が安い」という見方なのでしょう。

マスコミが付けた「アベノミクス(本人は決して言ってませんが・・・)」の効果と言いながら、実際はまだ大きな動きをしていませんでした。

いわゆる期待値です。

日銀白川総裁の「辞任」が匂わされていますが、これもまだです。

全て期待値の中で、このような円安。

もともと今までの日本円の「80円台前半」というラインはさすがに異常に安すぎた感はあります。

今後は100円前後で落ち着くように思えますが、それでも数年前に比べ円安ドル高かな?とも思います。

しかし、ここまでの動きを見せると、やはり「為替」も「株」も結局は人の心理なんだなぁ、と言う事が思い知らされます。

これで安倍政権の経済政策に期待値ほどの成果が見えなければ、また動くのかもしれません。

白川総裁スケープゴート論が巷に拡がっています。

「日銀がお金を刷らないからだ」のような論が、経済通でもない一般市民の口から出ています。

正直、これについて本来は、「日銀がお金を刷れない理由」や「そう簡単な話ではないのだろう」という思いもありますが、どちらにしてもここまでの「株安」を持続させたまま有効な手だてが打てなかったのは「結果論」としての責任はあるように思えます。

さてこの後、「株」「為替」はどのような動きになるでしょうか?

「急激な為替変動」は厳しいですが、「株価上昇」は歓迎です。

市川団十郎さんが亡くなりました。

index昨日、未明に12代目市川団十郎さんがお亡くなりになりました。

市川団十郎という名前は、歌舞伎での大名跡

今でもそうかは分かりませんが、かつて歴史の教科書に「市川団十郎」「坂田藤十郎」という名前を見ていましたので、その名前の人がまだ現代にも受け継がれているんだ、興味深かった思いがあります。

12代目は85年に団十郎を襲名。

それから28年近く、この大名跡を守って来られました。

歌舞伎十八番」は、一般会話でもたびたび登場してくる「十八番(おはこ)」という言葉の語源になったとも言われています。

歌舞伎の世界は我々のような一般世間と違い、世襲世界です。

ゆくゆくは当代海老蔵氏が市川団十郎の名を継ぐ事でしょう。

マスコミから流れてくる情報だけでも、かなりやんちゃな様子な海老蔵氏でありますので、それを見守ってくれる大きな後ろ盾をなくしてしまった事はとても大きなショックかと思います。

まず12代目市川団十郎さんの冥福を祈りながら、いつかは「歌舞伎」を見に行ける時間を取れたらよいなぁ、と思いました。

恵方巻きの文化

250px-eho-maki_by_zenjiro1ここ数年、節分時期に急に日本各地で市民権を得るようになった「恵方巻き

正直10数年前まで関西地方のみでしかなかった文化が、様々な商業団体の思惑通り、商品化ラインに乗ったようです。

スーパーの各店舗やコンビニエンスストアなどは「恵方巻きコーナー」などができて、それまで見向きもしなかった方がせっせと購入されています。

景気を良くするのには、こういった消費や販売も良いのかもしれません。

さて、こういった「イベント」と「商品」の組み合わせは恵方巻きに限った事ではありません。

バレンタインデーホワイトデーなどはご存知のように日本でしかないイベントですが、最近は「逆に日本から近隣諸国に波及している」という状況でもあります。

調べてみると「オレンジデー」というものもあるのだとか・・・。

お隣の国、韓国では「毎月14日」を何かしらの特別な日と銘打って、お祝いなどをしているようです。

かつて欧米諸国でも同じようなものでした。

クリスマスのサンタクロースの「赤」を基本にした衣装も「コカ・コーラ社」の販売戦略という話で始まったようです。

世界各地でこのような事が行われている証拠。

これで景気上向き、商売繁盛に繋がれば、それは良いイベントなのかもしれませんね。

食作法

250px-ethiopian_food世界の三大食作法と呼ばれるものが下記に当たります。

・箸食文化

・手食文化

ナイフ・フォーク文化

この中で最もパーセンテージの高いものが実は手食文化だそうです。

大まかなパーセンテージで行くと
・箸食文化 30%

・手食文化 40%

・ナイフ・フォーク文化 30%

程度との事です。

私たち日本人は箸文化に当たりますが、もちろん古代では日本も手食文化

現在でも「お寿司」や「おにぎり」などでしっかり手食文化の名残は残っています。

欧米諸国もサンドイッチを代表とするパン食の中に手食の名残が残っています。

そう考えると、やはり手の動きというのはどんな道具にも代えがたい複雑な動きを可能にするものなのでしょう。

南アジアでは主になる手食文化。

個人的にすでに挑戦していますが、やはり最初は嫌悪感がありました。

手べモノに手を突っ込むと言う行為自体が、すでに日本では無礼に当たるものなので、そのDNAがしっかり焼き付いている物なのですね。

慣れると大丈夫ですが。

しかしまだ熱いものが触れず、結局はスプーンやフォークを代用してしまいます。

郷に入り手は郷に従えと言いますが、一度はチャレンジするのもまた一興なのかもしれません。

生活保護を考える

350px-hihogosha政府が生活保護費のうち月々の日常生活費に相当する生活扶助の基準額について、13年度からの3年間で670億円(約6.5%、国費ベース)減額する方針を決めたそうです。

最近、とりだたされている「生活保護費」問題。

政府がとうとうここにメスを入れるようです。

個人的に「生活保護費」というのは最後のセーフティネットであり、これを厳しくしていくのは反対ですが、昨今の生活保護不正受給や、最低賃金との逆転現象というのは確かに看過できない部分があります。

昨年も芸能人の不正受給問題が明るみに出ました。

「収入が不安定だったから」という理由で、相当な額の収入を得れるようになってからも、母親を扶養せずかわらず受給し続けていた問題

扶養義務はないとは言え、テレビでは母親との蜜月な関係を見せていました。

またもう一人は自分名義の家賃が相当な額の部屋に母親を住まわせておきながら、母親に資産がないというので生活保護を受給し続けた問題

もうこの二つは明らかに「不正意図」が見え、さらに不正受給の為の知識もフル活用しながら受給していた例であり、完全な悪意の見られるものです。

本来ならもう少し断罪されるべきだと思います。

また貧困ビジネス問題。

生活保護が「住所のないものからの申請は受理しない」というのを逆手にとり、ホームレスを簡易宿泊所に泊まらせ住所を作り生活保護を受給。その大半を搾取する、というビジネスモデル。

これも本当に「公金搾取」に当たると思われます。

こういう人たちは本当に生活保護の制度を熟知してその抜け道を抜けていきます。

やはりこういう輩がクローズアップされると、一般市民にとってかなり悪印象があり、「生活保護引き下げ」要請があるのも分かる気がします

逆に働けど働けど生活保護受給額まで届かず何年も過ごしている方、これは明らかに生活保護を受けられる案件にも関わらずその知識が無いために申請に至らず、結果「生活保護費」と「労働収入」の逆転現象を生み出す。

これも本当に不幸です。

この二つの例から見えるように、現在の生活保護問題はかなり根の深いところであり、現実に日本の政府支出のかなり大きなパーセンテージを占めてきました。

もらうべき人がもらえ、もらう必要のない人はもらえないシステム」を確立するのにはかなりの知恵が必要かと思います。

しかし何かしら手を打たなければならない時期に来ていたのは確かです。

格安航空会社の隆盛

index13最近、LCC(格安航空会社)が優勢だそうです。

日本ではなかなかお目見えしなかった格安航空会社ですが、日本ではいまいち根付かなかった「飛行機文化」が、ここ最近の隆盛によって意識付けされてきた感があります。

「大丈夫か?」「サービスは?」などの声がありますが、例えば新幹線移動を考えても今まで特にCAさんのサービスのようなものがあったわけでなく、里帰り新幹線などは2時間くらい立って移動する方も多かったはず。

飛行機だからと言って「サービスありき」という時代は変わってきたのかと思います。

近距離は格安航空会社で「電車感覚」で手軽に。

長距離はしっかりしたイスに座って、居眠りをしながら移動、というように用途を分けながら使うのも良いのかと思います。

例えば韓国などは1時間半ほどの飛行。

一般飛行機に乗っても大したサービスを期待できる時間でもないので、こういう所は格安航空会社にして渡航先でしっかり楽しめば良いような気がします。

沖縄や北海道などの離島行きにはこういった格安航空会社が充実してくれると一般市民にはありがたいところです。

被害者の実名報道はすべきか?

index12アルジェリアの人質拘束事件に対し、政府は遺族と協議した上で「実名公表はしない」と決めたそうです。

しかし翌日の朝日新聞は「犠牲者の実名と写真を公表

各メディアも追随したそうです。

追随したメディア関係者の意見の中には「それが何よりの弔いになる」「事件を公的なものとして歴史に刻むため」という言葉が聞かれたそうです。

また昨日はインターネットのニュースで、別のメディアから「政府はなぜ実名公表しないのか?」と題してコラムが載り、「被害者の友人・知人は一生懸命連絡をしているものの本人の携帯が繋がらない。凄く心配している」という被害者の友人と思われる男性の声を掲載しました。

個人的な意見としては、「遺族の意思を尊重した非公表」がもっともだと思います。

「それが何よりの弔いになる」「事件を公的なものとして歴史に刻むため」というのは明らかに報道側のエゴであり、遺族の意思と反した報道がどうして弔いになるのか? 事件を公的なものとする必要があるのか?とも思います。

またコラムについても、この被害者の友人と思われる人が本当に存在しているかも分かりません

実名と言えば、かつて「女子高生コンクリート詰め事件」で加害者である未成年のグループに対し、「たかじんのそこまで言って委員会」でおなじみの勝谷誠彦氏が週刊文春内で「実名報道」に踏み切り話題になりました。

彼の持論は「獣には人権などない」というモノでした。

しかしこれはあくまで加害者。

今回のように被害者に対し、しかも被害者の遺族の意思を無視した報道はいかがなものか?

「弔いだ」と言っておきながら、本当に弔いたいなら「実名報道」が弔いでなく別の方法があるだろう

本当にそう思います。

マスコミの自分よがりな報道姿勢とその根拠には若干、開いた口がふさがらない毎日です。

教師の判断

index11埼玉県で2月より教職員の退職手当の引き下げを行う事に対して、引き下げ前の現行退職手当をもらうために1月末に退職する教職員が108人も出たそうです。

今年の3月に定年退職を迎える方達が、あと2ヵ月と言う残りをまっとうせずに辞めるのです。

だいたい1月末に辞めた方が3月末に辞めるより70万円ほど手元に残ると言う事です。

この申し出をしている教職員の中には学級担任の先生もいるよう。

あと少しで学級が終わる、という所を残して自分の生徒をほおっておく、という決断を下すわけです。

一般会社でいえば、3月末で終わるプロジェクトを引っ張っていった人間が、退職手当の為に途中でほっぽり出すようなものです。

こういう方が108人もいた、というのは残念な話です。

教師と言うのは子供たちの「道しるべ」となり、親と同様に「鏡」となる存在です。

そういう親や教師をみて子供は育っていくのに、このような教師の判断を子供たちはどう見るのでしょうか

いうなれば「定年退職」というのは就労人生の大団円です。

まして教師をされた方と言えば、ずっと教師を続けてこられた方がほとんどだと思います。

その方達の教師生活の最後のやめ方としては、ほんとうに良いものでしょうか?

たしかに2月から退職金の制度を変えると言う、「制度の変更時期」にも問題はあると思いますが、であってももう少し「教師の気概」というものを見せてもらいたかったと思います。

埼玉県でなく、他の件でもたくさん出ているそうですが、これでは「教師を見る目」が猜疑心に変わってもしょうがないような気がします。

テロ行為との戦い

index10結局、アルジェリアでの拘束事件は最悪の結果を迎えたようです。

しかも未だに安否不明者もおおく、予断を許しません。

昨日も書きましたが、このような場面で運悪く人質になってしまった場合、どのように対処したら良いのでしょうか?

たとえば今回の邦人の方々も、わざわざ紛争地域や危険地域に出かけていたわけでなく、仕事をしに行っていたわけです。

もちろん、海外である限りそれなりのセキュリティを施して行っていたと思われますが、このような自体はいつどこで起こるか分かりません。

フランス軍を始め、日本政府の「テロリストとの交渉には応じない」という姿勢は全く持って同感です。

テロリストとの交渉に応じてしまうと、次なるテロが連鎖的に起こってしまうからです。

ではどのように人質を助けるか。

今回、結局はどのような方法で犯人グループの掃討作戦を行ったのかは分かりませんが、人質にこれほど多くの犠牲が出た事は残念で仕方がありません。

どちらにしてもテロリストには「絶対的な報復」を与えないと、これもまた次なるテロに繋がります。

テロリストたちに「このような行為をすれば、われわれも壊滅的なダメージを被る」くらいの印象を与えなければ次の行為の抑止力になりません。

フランス軍と、今回の犯人グループなどの戦力比は膨大です。

膨大だからこそ、このような小さなグループはテロ行為を行うのでしょう。

真正面から武力衝突しても勝てる見込みはないからです。

アメリカの同時多発テロもそう。

あれだけの戦力を持ち「核兵器なしなら世界の全ての国と闘える」と言われるアメリカでさえ、数十人のテロリストのテロに怯えたのです。

「テロ行為」を壊滅させる事と言うのは、どのようにしたらよいのでしょうか?

本当に難しい課題ですが、取り組んでいかなければなりません。

海外駐在と危険

index9アルジェリアのプラント施設へのテロは、結果的に多大な犠牲を払って解決しそうです。

まだ情報が錯綜していますが、あまりポジティブではない情報がもたらされています。

このような事が起こり得る場所へ、日本人も仕事として行かなければならないのか?

はたまた行った先でたまたまこういう事がおこってしまうのか?

なかなか辛い現実です。

グローバル社会の中、日本人も海外の様々な場所へ赴くようになりました。

かといってこのような危険をわざわざおかしにいったわけでなく、単純に仕事として行ったまでで人質になった方達に何も落ち度はありません。

しかし海外ではこういったことは起こり得る。

どうすればこういうテロ行為から自分を守る事ができるのでしょうか?

日本で生活している以上、「仕事」と「テロ行為」というのはなかなか結びつかないところですが、海外ではこのような場所があるのだということを改めて刻み込まれました。

現在の情報ではあまり楽観的な情報が少ないですが、少しでも人質になった民間人の方が無事で戻るように祈りましょう。

またこのような民間人を人質にするようなテロ行為は「人道的に最悪の行為だ」という事で、強烈な非難の声を上げてほしいです。

要求は悪くないが、このような行動をした以上、あなたたちはまったく支持をされなくなる

というのを声高に叫びたいと思います。

飛行機の上級シート

330px-jet_airways_777_premiere_cabin2市民ランナーの川内選手がエジプトで行われたエジプト国際マラソンに「招待ランナー」として招待されていたにも関わらずパスポートを忘れ、自腹でエコノミー席80万程度を払ったという記事を見ました。

レース後の帰りは、エジプトの大会運営から出してもらった「ビジネスクラス」で帰ったこられたようですが・・。

一番びっくりしたのがエコノミー席で80万円という記事です。

個人的にはインターネットで一生懸命格安チケットを取るのに必死なので、エコノミー席で80万円なんていう報道されているような法外な値段は想像した事ないのですが、本来ならこれくらいかかるのでしょうね。

飛行機は世界でも思ったよりたくさん飛んでいて、たまに採算性があうのか気になる路線もあります。

いままで乗った中では

バングラデシュの首都ダッカ⇒インドの首都デリー

中国の上海⇒雲南省の昆明

という路線で、わずか50人も満たない路線に乗った事がありますが、やはりこういう便は採算が合わないのかもしれません。

ファーストクラスなど言わずもがな乗った事はないのですが、昔ニューヨークから日本に向けての便をジョン・Fケネディ空港で待っていた際、突然日本語が聞こえて「申し訳ありませんが本日の日本向けの便、1席譲って来る方がいらしたら現金10万円と明日のファーストクラスの席と交換して頂けないでしょうか?」と日本の旅行会社の方と思われる切実な声が聞こえた覚えがあります。

ニューヨークには一人で行っていたので可能性はありましたが、翌日の仕事が気になり断念した事があります。

ニューヨークから日本までファーストクラスで行けるなんてなかなかない機会だったので、後で激しく後悔した思い出が残っています。

いつかはこのような座席に座ってみたい気持ちもありますが、正直「同じ時間に着くなら、別にファーストやビジネスじゃなくてもいいかな、どうせ寝てしまうし」と思ってしまうのもあります。

機内食すら食べずに寝てしまう事も多いので、個人的には「猫に小判」になりそうな思いがあります。

一般人を人質に取る犯行

index8アフリカ北部のアルジェリアでアルカイダ系イスラム武装勢力が英国BP系のガス田を襲撃、日本人を含めた40人以上の外国人が人質になっているようです。

同武装勢力は、隣国マリに軍事介入を行っているフランスに対しアルジェリアが自国空域の使用を認めたことに対する報復として、アルジェリアのガス関連施設を攻撃したとしているそうです。

よく名前が聞かれるアルカイダ系イスラム武装組織

イスラム社会の中でも、このような卑劣な犯行を行うグループは異端とされていますが、本当に卑劣極まりない犯行です。

一般市民を人質にして該当国に交渉をする。

この方法で、どのように支持を得るのでしょうか?

アルジェリア当局はテロリストの要求には対応しない。交渉も行わない」と述べたようです。

これで味を占めさせてしまいますと、その後の反抗にもつながってきます

当然の事だと思いますが、その一方でこのような人質の安否も気になります。

安倍政権もいきなりの難問。

今回は沢山の国が係わっているので、一国の意向だけでは何もできませんので自体を見守るしかないようです。

昆明市に行ってきました。

index7先日、中国雲南省の昆明市に少し立ち寄る機会がありました。

雲南省などは中国の内陸部にありますので、なかなかゆっくりする機会もありませんでしたが、今回しっかり歩きましたので、その感想をひとつ。

昨年9月の日本人に対してのデモ行為があったので、それでも警戒しましたが街中は比較的穏やか。

「日本人ですか?」と聞かれた時は堂々と「日本人です」と答えましたが、さほど危険な目には会いませんでした

やはり報道ほどの過熱は一時期のモノだったのかもしれません。

さて昆明ですが、中国政府は昨年ここに中国4番目の規模の国際空港を建てました。

長水国際空港です。

トップスリーは上海の浦東空港、北京の首都空港、広州の白雲空港です。

中国はこの空港を中国以南の南アジアへの拠点として考えているようです。

実際、貪欲な中国人経営者は賃金の安い南アジア諸国にどんどん流入し「買い付け」「買収」「会社設立」などを行っています。

インドやバングラデシュ、スリランカなどは実際日本人よりよっぽど中国人の方が根を下ろして経済活動をし、日本は一定の評価はされていますが、彼らの後塵を拝します。

昆明の空港から各国に飛びたつ飛行機を見ていると、それを強く感じます。

昆明市の市街は思ったよりも近代化され、機上からみると「摩天楼」とは言わないまでも大きなビルが乱立しています。

上記のように中国中央政府は内陸部に手を付け始めていますが、こういった都市を形成していくのを目標にしているのでしょう。

なかなか昆明市は回った事が無かったので、今回は良い機会でした。

リスク分散の為の首都機能移転

index6東京など関東平野では久々の積雪を記録しているようで、すでに死亡者1人や怪我人が400人強もいらっしゃるそうです。

大変な被害ですね。

雪国の方は「これくらいの雪で・・・・」と言われそうですが、普段雪に対して警戒していない分、装備も不備でこういう時の車の事故を含めた大きな被害は、雪国のそれとケタ違いでしょう。

しかし若干、東京近郊の「災害への弱さ」というものも感じる事が出来ます。

現在日本は経済、政治を含めて東京へ一括集中

こういう自然災害時の影響は深刻です。

一時期原発や地震への影響を考え、「東京一極集中でなく、リスク分散するべきだ」という話が持ち上がりました。

しかしたった数年で「のど元過ぎれば熱さを忘れる」を時で行くように、その議論も遅々としてすすまず、またこのような被害です。

何か自然の警告のような感じがして堪らないのですが。。。

首都機能移転論争が数年前に起こりましたが、石原東京都知事が猛反対して立ち消えしたのを覚えています。

その石原都知事も先日の衆院選出馬の為に辞職。

現在はすでに新しい顔です。

現在、世界の主要都市で「経済」と「政治」を分けている国はいくつかあります

アメリカの「ニューヨーク」と「ワシントンDC」

中国の「上海」と「北京」

オーストラリアの「シドニー」と「キャンベラ」

ニュージーランドの「オークランド」と「ウェリントン」

また日本の経済人も中国一辺倒であった経済から「チャイナリスク」を考え、「チャイナ+1」という考えをもって動く会社も多いです。

日本もそろそろ、そのようなリスク分散を本気で考えるべきではないでしょうか?

特に自然災害の起こりやすい国なのですから・・・。

成人式

ffa1d592本日の成人式で、毎年恒例の阿蘇市長によるパフォーマンスが行われたそうです。

ことしもアイドルの歌を唄い新成人を励ました、ということでニュースになっていました。

自分が在住していない市の事なので、とやかく言う筋合いもありませんが、実は毎年このパフォーマンスに「意図は何があるんだろう?」と感じていました。

たしかに面白いのかもしれませんが・・・。

このパフォーマンスが、新成人にどういった関係があるのか?まだ実は聞いたことが無いので、意図を聞いてみたいところです。

一時期は新成人による「成人式荒らし」が問題になり、また沖縄県では毎年のようにすさまじい成人式の風景が見れます。

翻って浦安市ではディズニーランドへ招待など地域によって様々なかたちでの成人式が行われます。

成人式の形も多種多様ですが、総じて目的としては「次代を担う青年達に明るい希望を持たせ励ます」というものだったはずが、最近は上記のように悲しいニュースも多く聞こえてきます。

やはり本当の成人というのは、自らが20歳を迎えた時に強く認識するものであり、それを祝ってくれる地方自治体や地域の人々に感謝するべきだと考えています。

昔と比べ「成人式」が「新生児式」のような形になっている所もあります。

「昔とくらべ・・・」と書くと、一気に老けこんだ感覚がありますので、これはこれで良しとするべきなんでしょうか?

なんといってもエジプトの遺跡群の中の、古代人の落書きにさえ「最近の若者は・・・」と書いてあるそうですから。