高~いアトラクション

images4世界には様々なアトラクションが存在します。

中には安全基準の高い日本のアトラクションでは考えられないようなものも・・。

その一つが香港の隣、マカオのトレードマーク「マカオタワー」での様々なアトラクションでしょう。

このマカオタワーでのアトラクションはいくつかあります。

世界最高の高さである223mの展望台からのバンジージャンプ

同じく展望台の窓の外、地上223mを命綱1本で「歩くだけ」というスカイウォーク

これだけでもかなり恐怖ですが、地味なのに恐いと思われるアトラクションが「マストクライム」です。

マカオタワーには写真でお分かり頂けるように展望台から上部へマストが伸びています。

これを展望台上部から100m「登るだけ」という地味ですがかなり恐怖なアトラクションです。

index3マカオを訪れた際に挑戦しようかと思いましたが、なかなかの恐怖のあるアトラクションです。

しかも値段が高い。

バンジージャンプやマストクライムなど1アトラクションにつき日本円でウン万円かかってしましまいます。

マカオタワーはラスベガスにある同様の「ストラトスフィア・タワー」をモデルに作られたと言われています。

こちらにも同じようなアトラクションがありますが、値段はそこまでいたしません。

最近の中国経済の好調の中で、香港やマカオのこのようなアトラクションも値段関係なく挑戦される方が多くなってきています。

個人的には挑戦できませんでしたが、ぜひご興味のある方はこの世界で最も高いアトラクション「位置」も「値段」もですが、挑戦してみたらどうでしょうか?

財務省発表には騙されるな!

index2下記のニュースを見ました。

財務省は9日、国債と借入金、政府短期証券を合計した国(政府)の借金が9月末時点で983兆2950億円に膨らみ、過去最高になったと発表した。

前回発 表した6月末から7兆1098億円増えた。

総務省が推計した10月1日現在の日本の総人口(1億2753万人)で割ると、1人当たり約771万円の借金を 背負う計算になる。」

この類のニュースを財務省が出してきますが、国民の不安をあおって消費税増税に躍起になっています。

まず「国の借金」は政府の借金であって、国民はあくまで債権者です。

日本の借金の多くは「国債」によって生じています。

この国債の購入者の94~5%は日本人によって円で購入されています。

「私は国債なんて持ってないよ?」と言う方もおられるかもしれませんが、例えば銀行に預貯金はありませんでしょうか?

私も国債を持っているわけではありませんが、銀行に貯金があります。

その銀行が我々の貯金を元に国債を買っていますので、知らず知らずのうちに間接的に国債を購入しているのです。

「1人当たり約771万円の借金を 背負う計算になる」なんては財務省は発表していますが、まったく逆で「政府に対して一人当たり約771万円貸している」というのが正しい理解のしかたです。

本当に財務省の手口は悪質です。

不安をあおり、消費税増税の大義名分を得る事に必死です。

前菅総理は「このままでは日本はギリシャと同じになってしまう」と言っていましたが、全く違う。

ギリシャはユーロという共通通貨で国債の大半を外国に所有されています。

もちろん「借りた金は返さないといけない訳」で、外国に利子をつけて払わなければいけない訳です。

もうギリシャの利息は「18%」ほどいっているでしょうか?

18%もの利子を付けないと買ってくれる人がいない訳です。

対して日本は「0.75%」です。

そんな低金利でも発行すれば購入してくれる人がいるわけです。

それが日本の銀行であり、その銀行の資金源が我々の預貯金な訳です。

ギリシャと日本の国債の利子が「18%と0.75%

これのどこが一緒なんでしょうか?

こういう方が総理をしている時点で、それは財務省のやり手に「口八丁、手八丁」でやられます。

民間格付け会社「フィッチ」が日本の国債の格付けを中国より下の「A+にした」というニュースがありました。

国債の信用がない、なんてこといっても日本の銀行が購入しているので知ったこっちゃありません。

買う人がいるんです

だから金利が0.75%なんていう低金利でも売れるわけです

本当にニュースは巧みに日本人の不安をあおります。

こういう報道に騙されないようにしましょう。

増税連呼は政府のミスリードではない?

images2「民主党の税制調査会」は、と書きますと時節柄、再選を決めたアメリカのオバマ大統領の所属する民主党をイメージされるかと思われますが、今回は日本の民主党で。

民主党の税制調査会は、2015年より裕福な層への所得税の引き上げ相続税の課税対象者を増やす方針を確認した、との事です。

民主党が選挙前のアナウンスとは一気に毛色が変わり増税政党になっています。(ちなみに付帯条項を条件にしていますが消費税増税法案には自民党と公明党も賛成しています)

現在の3党合意の内容であれば来年度の消費税増税はあり得ません

しかし現在、日本は「失われた10年」と言われた不景気があっという間に「20年」の声になっています。

そこで出てくる方策は財務省が念願だったと言われる「増税」「増税」」の言葉の嵐です。

これでは国民も財布のひもをぐっと縛って預貯金に回すのが自然の摂理かと思います。

よく「日本銀行がお金を刷れば良いじゃないか?」という議論も出ますが、日本銀行がお金を刷っても直接国民には渡りません

日本銀行は、各銀行にお金を供給するだけであり、そこから国民まで行きわたらず、ずっと銀行においてあったら刷っても刷っても意味が無いわけです。

小泉政権時に竹中平蔵氏のもとで30兆ほどお金を刷りましたが、結局いきわたらなかった

この記憶が日本銀行、白川総裁の頭の中にあるのではないでしょうか?

日本銀行側としては「お金を刷ってもいいけど、それを政府が上手く国民にいきわたるように活用してくれるんでしょうか?」という感覚でしょう。

とにかく政府にはすぐに歳入を増やす「増税」という言葉ではなく、「国債発行」という形に持っていく事が出来ないのでしょうか?

たとえば10年国債などという短期でなく60年国債など長期国債のはなしです。

「未来にツケを残すな」と言われそうですが、この世代だけで全てを賄うには余りに負担が重すぎます。

それゆえ国民の財布のひももがっちり閉まってしまうのです。

もちろん連日繰り返される、公金の無駄遣いにかんしては、徹底した取り組みをしなければいけません。

そこがしっかりしなければ国民は納得しないです。

アメリカ大統領選と首相公選制

index1アメリカ大統領選の投票が始まっています。

日本でも、世界の他の国でも一応このニュースが本日では大きく取り上げられているところを見ると、やはり現在でも「世界のもっとも影響力のある国」としてアメリカ合衆国の存在は大きいのではないでしょうか?

民主党のオバマ候補は2選を目指し、共和党のロムニー候補はオバマ候補に挑みます。

たいがい現大統領に挑戦する候補者は不利な場合が大きいです。

やはり現大統領は選挙アピールを、実際の政治で直前に見せる事が出来る、しかしながら今回のハリケーン「Sandy」などの対応を間違えると逆に失政と取られ、選挙にも影響するもろ刃の剣です。

しかしながらたいがいは自分に優位な結果が出るような政策を直前に打ち出すので、やはり現職が有利でしょう。

現職を打ち破った候補として、近代の候補としてはレーガン元大統領クリントン元大統領でしょう。

方や元俳優、方や現大統領と比べルックスもさえた若者。

テレビ世代の大統領選、なんとなくわかるような気がします。

テレビが普及してからの大統領選としてはケネディ大統領あたりからですが、ご存知のようにケネディ大統領は暗殺、そしてニクソン大統領は辞職ということもあり、近代の大統領として正式に打ち破ったと言えるのは上記二人くらいしかいません。

それくらい現職を脅かすのは難しいという事です。

アメリカ大統領は初代大統領のワシントン大統領が3選を固辞したことを由来して、1期4年合計2期まで、という事に決められています。

アメリカ国民は良くも悪くも自分の選んだ大統領に最低4年は同じ船に乗る訳です。

それは選ぶ方も真剣になります。

我が国日本は、間接選挙をとり、われわれ国民により選ばれた議員が総理大臣を選ぶ方式です。

素直に考えれば、我々が選んだ議員だからしっかりした人を総理として選んでくれる、と思いたいのですが現実はそうではありません。

「ずれ」が生じます。

この「ずれ」が国民の総理大臣批判を生みだします。

国民は直接総理大臣を選んでないのですから、批判が出てきてしまうのはしょうがないところです。

では昨今叫ばれているような「首相公選制」を取るのか?

日本にはまだその成熟した法整備ができていないと思います。

アメリカ大統領は予備選を含めほぼ1年間を大統領選に費やします。

それだけ大統領候補者の顔も分かるし素性も分かるし、その上で決めるわけです。

たとえば日本でも公選制として地方自治体の長があります。

わずか告示後2週間程度の選挙活動で、その候補の素性が分かる訳ありません。

結果選ばれるのが、知名度の高く政治経験の乏しい「漫才師」や「芸能人」になってしまうのです。

首相公選制は良い考えかと思いますが、やはり国民に「知らせる努力」をし、法整備が整った後にするべきかと思います。

とりあえずアメリカの大統領選は本日で結審です。

よく分からないIT用語ランキング「Wi-Fi」

images1よく分からないIT用語ランキングで「Wi-Fi」が首位を取ったそうです。

個人的にはもっと増えてほしい「Wi-Fi」スポット

なぜか日本ではまだまだ普及していません。

「Wi-Fi」とは限られたスポットでパソコン同士やパソコンとインターネットを無線でつなぐ事ができる「無線LAN」の通称として使われています。

実は私も「パソコンとインターネットをつなぐ」ことは知っていましたが、「パソコン同士繋ぐ事ができる」というのはまったくしりませんでした。

最近はあたらしいパソコンにほぼ「wi-fi」は完備しているので、そのパソコン同士を近づけたら普通にワードやエクセルのやり取りもできる、という事なのでしょうか?

これは初耳でしたので、ぜひ調べたいと思います。

ところで最初に述べたように日本には「フリーWi-Fiスポット」というものがなかなか普及していません。

もう海外ではカフェや空港、ホテルや駅などでも「フリーWi-Fiスポット」が普及していますので、日本式に言うとわざわざスマートフォンの「使い放題プラン」など使わずとも、その場で無料でインターネットが使えてしまいます。

最近は「LINE」と呼ばれるインターネット回線電話も普及しているので、それも使えてしまう訳です。

どうも日本の携帯業界の閉鎖性と言うかカルテルのようなものが気に入らないのですが、携帯大手3社が「使い放題プラン」での月5000円近くのお金を得ようと思い、顧客へのサービスをないがしろにしていると思えて仕方ありません。

この閉鎖性が日本の携帯電話のガラパゴス化を招き、ひいては日本の電機メーカーの携帯電話産業での成長を阻害しているような気がしてしょうがありません。

だんだんと日本でも「フリーWi-Fiスポット」が増えてきているとは聞きます。

その時に携帯電話3社は、殿様商売の上に胡坐をかかず、本当に工夫したサービスを提供できるようになるように思います。

危険なパスワード

images情報化社会になり、様々な所で使う事になる「パスワード

あなたもいろいろなパスワードを所有していませんか?

パソコンのログイン銀行の引き下ろしスマートフォンのロック解除など様々な所でパスワードが必要な社会です。

しかも現在は「6文字以上」やら「アルファベットと数字の組み合わせ」などという条件がつくものもあり、それまで「数字のみ」や「アルファベットのみ」で管理していたものや「4文字限定パスワード」だった人はさらに強制的にパスワードを作らなければいけなくなり、混同してしまいます。

ではどのように管理しているのか?

現在では「パスワード管理ソフト」や「アプリ」によって一元管理している人も多いようですが、もちろんこのソフトのロック解除も「パスワード

結局は何かしらパスワードは頭の中に入れとかなければいけないようです。

しかしながら忘れていけないのがセキュリティ。

今まで散々言われてきた事なので、今更「誕生日」や「家の電場番号の末尾4ケタ」などの単純なパスワードの方は少ないかと思いますが、米国のある会社が危険なパスワードを発表しました。

1. password (→)
2. 123456 (→)
3. 12345678 (→)
4. abc123 (1ランク↑)
5. qwerty (1ランク↓)
6. monkey (→)
7. letmein (1ランク↑)
8. dragon (2ランク↑)
9. 111111 (3ランク↑)
10. baseball (1ランク↑)

上記のパスワードは良く使われているそうで、きわめて危険のようです。

「password」というそのままの「パスワード」は実は想像もできなかったモノなんですが、「なるほど、これは忘れにくい」と逆に感心しました。

「123456」などの続きは分かりやすいですよね。

同じく「qwerty」などもキーボードの配列上左から一直線であるため分かりやすくなってしまいます。

6位から下は「111111」以外はさすがに米国的なパスワードなので日本人にはあまり該当しにくいものですが、ぜひ心当たりのある方は今一度ご自分のパスワードの管理を見直してみて下さい

日本の新聞の将来性

index最近、若い世代での「新聞離れ」が加速しているそうです。

月3000円ほどの出費で新聞を購入するよりインターネットの通信費で4000円ほどするのでそれで済ませている人も多いように思います。

日本の新聞発行部数は世界でも有数のモノ。

これは日本文化の中に新聞の戸別配達システムが確立されているからこそでしょう。

日本の新聞社はやはり、「紙媒体」としての新聞保護と、個別販売店の保護を意識してか、各社のホームページも肝心な部分にたどり着くと「ここからは有料です」や「新聞をご確認下さい」という表示が出てきます。

海外では新聞はキヨスクのような街頭であったり、新聞の販売機で買うところも多いです。

そういった国ではたいがい全ての記事がインターネットによって網羅でき、その分インターネット上に広告を打っているという方法を利用しているようです。

日本の新聞の将来も「情報のグローバル化」と共にだんだん様変わりをしてくるのかも知れません。

10年後にはふどのような情報媒体が現れるのか、期待したいところです。

ニューヨークを中心に強烈なハリケーンが。

index2ニュージャージー、ニューヨークを中心に巨大ハリケーン「Sandy」が猛威をふるっているようです。

やはりニューヨークが含まれていると、世界の主要な新聞でこの状況が報道されています。

やはりニューヨークには世界三大金融街と言われる「ウォール街」及び、重要な国際機関である「国際連合本部」があります。

その点から考えて、ニューヨークを含む災害はフューチャーされるのでしょう。

さて、先日もお話ししましたがハリケーンに名前がついています。

調べる限りでは2016年までのハリケーンの名前までは決まっているそうです。

現在の「Sandy」の次は「Tony」、その次は「Valerie」まで続いています。

今回の「Sandy」は大統領選を控えた両陣営にも影響しているようです。

東京もそうですが、都市部の災害は「都市部」だけにとどまらない影響を与えるのが恐ろしいところです。

とりあえず今回のハリケーンがこれ以上の災害をもたらさない事を祈ります。

透明プリウス

images5透明なプリウス??

面白い記事があり検索してみました。

デジタルコンンテンツEXPOに今度出品される技術が話題になっています。

それは写真のように外観が透明になる訳ではなく、たとえば車をバックさせるような時に威力を発揮するようです。

今まであった技術は、車をバックさせる際に車の後部に備え付けられたカメラが撮影した画像を運転席のモニターで確認できるモノ。

今回の技術はそれをさらに進め、後部のモニターで映った「後ろの景色」を車内に投影させ、車内で後ろを振り返った時に車体後ろの光景が車内から見える、という画期的なものです。

今までバックの際にモニターで確認していたものの、なんとなく安心できずに自らの目で確認していた方、この技術によると車内で後ろを振り返れば、後部座席が透けて後ろが見えるようになるようです。

しかしまだまだカメラの視野と人間の視野は違うモノ。

安心できない方も多いかもしれませんが、この技術がもう少し発展すれば「後部座席の窓がいらない」ようにもなって来るかもしれません。

そうすればそれはまた画期的なデザイン、発想が出てきます。

最近、日本の新技術はなかなかパッとしたものがありませんでした。

3Dテレビ」もそう。

「スマートフォン」と連動して冷蔵庫の開け閉め回数が分かる、なんていう「???」という技術もありました。

わざわざスマートフォンと連動させなくても「冷蔵庫のパネル」に表示させれば・・なんて思ってました。

しかし今回の技術はまだ発展途上ですが、個人的には面白いかと思います。

ぜひ実用化に向けて頑張って頂きたいものです。

いちNGOのCMが話題

images4 「ミント味のガムをかむと氷水が冷たすぎていやだ」

「携帯電話の充電コードがベッドに届かなくていやだ」
など先進国の人達がツイッターに書きこんだ「贅沢な悩み」を貧困国の子供たちが無表情で暗唱するアメリカのNGOのCMが話題に名ているそうです。

「洗濯機の中に服を入れたままにしておくと匂ってくる」

と話す少女の背後では川で洗濯する女性の姿が見えます。

ビデオの最後には「ぜいたくな悩みは悩みではない」という文字とともに、「きれいな水を必要としている人々へ届けるために寄付を」との呼び掛けが浮かび上がります。

世界では水を媒介した病気で毎日6500人もの人が命を落とすそうです。

とても心に残るCMでした。

現在はバングラデシュと言うアジア最貧国の一つに住んでいるので、同じようにこの少女の言う現実を目の当たりにします。

日本人はとても恵まれた状況で暮らしています。

便利でシステムが整っていて、何でもそろいます。

貧困国に住む我々日本人はまず行う事は「清潔な」を確保する事。

それに集中しないと、毎日とんでもない体調不良が襲い掛かります。

一度、このCMを見てください

いっろいろ考えさせられます。

国民栄誉賞は本人の為でなく、政権の為にあげてない?

275px-saori_yoshida

※「授賞」と「受賞」に注意してお読みください。

レスリングの吉田沙保里選手が「国民栄誉賞」を受賞する事が決まったようです。

オリンピック3連覇、世界選手権10連覇というとんでも無い偉業を達成したので分からないではないです。

そうなると、おなじ女子レスリングの伊調選手はどうなるのでしょうか?

なかなか難しい問題です。

以前現役選手である「高橋尚子」選手が国民栄誉賞をもらってから調子を崩してしまいました。

本人もプレッシャーを感じていたのでしょう。

逆に、「本当に讃えるなら引退後に送ってあげれば・・・」と感じました。

実際にイチロー選手は2001年のメジャーリーグ年間MVPの際と、2004年の年間最多安打記録更新の2回「国民栄誉賞」授賞を打診されていますが「まだ現役時代が続いています。よければ現役を退いたのちに頂ければ」と、打診に返答しています。

国民栄誉賞は誰の為にあげるのか?

実は、これは本人ではなく「時の政府の人気取り」の為にあげているようなものであって、国民が湧いているときに政府が「チャンス」と思って挙げているだけだと思います。

高橋選手が引退後に国民栄誉賞を受賞するでしょうか?

あの世間が湧いた時に、支持率低迷に苦しんでいた「森政権」の支持率浮揚の為にあげたようなものです。

たぶんイチロー選手は授賞されるでしょう。

イチロー選手はメジャーリーグ殿堂入りが確実視されていますが、殿堂入り資格は「引退後5年後から」という事で、イチロー選手は引退5年後に再び脚光を浴びる機会があります。

その時に「「国民栄誉賞授賞」となるでしょう。

吉田沙保里選手の受賞は素晴らしい事ですし、それに値すると思います。

しかし個人的意見としては、スポーツ選手への授賞は「引退後」にした方が良いと思います。

吉田選手ほどの実績なら「引退後」でも十分その価値を認められると思いますが、時の政権は「国民が湧いているときに」あげたいのが見え見えです。

また故人への追贈もおかしいような気がします。

そんなに讃えているなら、なぜ生前にあげれないのか?

明らかに「無くなった事に依る話題の再認識に乗じて」授賞しているような気がします。

政権浮揚のための国民栄誉賞授賞でなく、本当にその人を称えたうえで適切な時期を授賞したほうが良い良いに思います。

しかし、個人的に吉田選手の偉業には感服しているのは間違いありません。

日銀、政治の失政

b日銀の白川総裁が「景気は当面横ばい」という発表を日銀の支店長会議で話したそうです。

日本の景気低迷はすでに20年を数えています。

これは明らかにマクロ経済としての政治、日銀の失政だと感じています。

今回の増税論はその中でも大きな転換期にあたる政策だと考えています。

コンクリートから人へ」とスローガンを掲げた民主党は、結局国債発行を大きく伸ばし、日本政府の借金をさらに増やしました。

日本人の借金が増えたわけでなく、あくまで「日本政府の借金が増えた」とマスコミは連呼し始めていますが、貸し方は日本人である事は間違いないのです。

いままでたくさんの不良債権を得た会社がどうなってきたか?

例えば日本航空は、かなりのリストラを強いられさらに銀行からの返済猶予の援助を受けました。

また他の例では銀行からの「債権放棄」を受けた会社もあります。

もちろん「倒産」の憂き目を見た企業もあります。

これを日本国に置き直してみると、上記の「銀行」は「国民」になります。

まず国である以上「倒産」という事は存在しません

そうするとリストラするか?

未だに国会議員の定数削減論は進まず、公務員制度改革も進みません

ということで「リストラなし」というとんでもない状態です。

となると、残されたのは「銀行による債権放棄」か、収入を上げるための「増税」しかなくなってきます。

どちらにしても現在までの失政は「国民がしょわなければいけないようです

現在、過去に行政、立法に係わってきた人は政治家を引退したからといってその責任を逃れるわけではありません。

政治家を引退した後も、その人が関与した政策は未だに生きています。

失われた10年」と呼ばれた時期にもうすこし未来予想図を描けなかったんでしょうか?

国民が選んだ政治家ですが、その政治家が期待に応えてくれませんでした。

日銀も指をくわえて見ている状態。

頑張ってほしいです。

ノーベル平和賞の、決して平和でない授賞式

images3今年のノーベル平和賞が「EU」に決まりました。

さて、そのEUでは「だれが授賞式に出るのか、もめたそうです
首脳会議の常任議長を務めるファンロンパイ大統領、EUの行政機関である欧州委員会のバローゾ委員長が行くと見られました。

また両名もどちらが行くか、裏でのつばぜり合いがあったようです。

しかしEUの各国民の中ではファンロンパイ大統領、バローゾ委員長ともに加盟国の国民から選ばれた訳でなく異論が上がっており、加盟国の国民が議員を直接選ぶ欧州議会のシュルツ議長を推す声も上がっていました。

今度は、それを敏感に感じたシュルツ議長もバローゾ委員長を推し「彼は私同様EUを代表している」と発言。

私同様」と入れるところあたりが、さりげないアピールを見せています。

結局はファンロンパイ大統領、バローゾ委員長、シュルツ議長がすべて出席となりましたが、「平和賞」が聞いてあきれるような「名誉の奪い合い」

受賞したのはEU加盟国の5億人であって、国民は口を「あんぐり」でしょう。

しかしノーベル平和賞は今年のEUもそうですが、毎年「なぜ?」と言われるような皮肉にあふれた授賞を行っていますね。

核兵器廃絶を訴えながら受賞後に核実験をしたバラク・オバマ大統領、南北会談を行いながら後に財閥系の支援が裏にあったと言わる金大中大統領など、のちにみたら「皮肉一杯」な賞です。

どちらかというと一番「必要のない賞」なのかもしれませんね。

「結婚」は「苦痛」の対義語か?

233px-fukushima_i_nuclear_accidents_diagramsvg東京電力が賠償対象であった女性に対し複数の案件で「結婚を理由に生活基盤が整い、精神的苦痛も和らいだ」として賠償を打ち切った例があるそうです。

記事を読んだところ、避難指示区域から長期避難を余儀なくされた人を対象に、原則月額10万円と規定され、「帰宅が可能になる時点」まで支払うということなんですが、事故の収束が見えないため「具体的に示すのは困難」という見解を出しているそうです。

これに対し女性側は「結婚で精神的苦痛はなくならない」、また女性の母親は「賠償が欲しければ女は結婚するなということですか」と憤っているそうです。

自分の住んでいた地域を強制的に、また自主的といえど命を守るための当然の避難として住んできた地域を追われる苦しみは相当なものだと思います。

とくに強制避難を強いられた方は満足な準備もできないまま、着の身着のままで出られた方も多く、その後何度か帰宅が許されたそうですが、放射能汚染にさらされた物品を持ち運ぶのには相当な選別が必要だったと思われます。

今でも仮設住宅で暮らされている方の「月額10万円」という試算も、常識であればなかなか「試算」というのも難しいほどの計算なのかもしれません。

女性の言うように、たしかに「結婚によって苦痛はやわらげられない」というのは確かだと思います。

苦痛」の対義語が「結婚」ではないのは明らかであり、その「苦痛の原因」が「結婚」とはかけ離れた所にあるからです。

しかし「帰宅が可能になるまで」の保障というのはかなり難しいのではないか?という事も思います。

正直な話、帰宅できる状態には冷静に考えてもウン十年のスパンですし、そこで帰宅できたとしてもずっとメンテナンスされていない自宅がそのまま入居できるとは考えられません。

もちろん自宅の建て替えも必要でしょうし、そうなると自分の慣れ親しんだ街の風景も変わっているところに「昔の面影」を見ることが可能であるでしょうか?

そう考えると、もし「帰宅が可能な時期」を明言され帰宅をする方がどれくらいいるのか

なかなかその数は少ないのではないかと思われます。

そうなると、「帰宅が可能になるまで」という東電や政治家の文言と言うのは果たして適当なものであるのか

東電や政治家は本当に「いずれは帰宅が可能」と思っているのでしょうか?

こういった議論ですらタブー視されているのも腑に落ちないのですが、やはり

  1. もう福島原発周辺住民は自宅には帰る事が出来ない事を明言する
  2. それまでの家や土地の資産価値を算定し、保証する
  3. 事故前の家庭の収入を査定し、それ同等額の収入が受けられる為に国を挙げて震災避難者に対しての職のあっせんを計る
  4. 職の見つからない間はその期間の、また職が見つかれど事故前の収入から著しい下落がある場合の家庭には補助金交付
  5. 強制避難を強いた事に対しての慰謝料の交付

などが考えられます。

例えば地域によっては「強制避難」の地域と「自主避難」の地域に別れ、「自主避難地域」はこういった保証が受けられない、また「自主避難地域はどこまでが当たるのか?」などの様々な不公平感が蔓延しますが、こういう事について「公平にしよう」という政治家の方が戯言を言っているのであって、決して「公平な判断」というのが存在する訳はありません

現状の政治家は「とりあえず、ここは公平穏便に事を運び、やがて世論の注目の下落を待つ」というのを望んでいるようにしか思えません。

こういった「心の苦痛」を数値化する事は東電であれ、政治家であれ難しいと思います。

また女性にとっても、心の苦痛は「月額10万円である」という試算は、「そんな金額などでは計れない」というのが当然だと思います。

しかしそれを決断、施行するのは政治家しかできないものでもあります。

こういう問題は常套手段「棚上げ理論」では解決しない問題です。

フランスのいちコメディアンのブラックジョークに疑問の声が。

images2先日のサッカー日本VSフランス戦で日本が勝利した事に絡め、フランスを0点に抑えたゴールキーパー川島選手を「腕の4本生えた」写真を合成して「フクシマの影響があったに違いない」と揶揄したフランスのコメディアンがいたそうです。

おそらくそこまで大々的に放映されていないコメディアンのブラックジョークにいちいち反応するのもどうかと思いますが、川島選手は所属するヨーロッパリーグのチームでも「カワシマ、フクシマ」と歓声をよせられたようで今回の件にも憤慨しています。

カワシマとフクシマがヨーロッパ人にとっては同じような発音なのかもしれませんが、ちょっと人間性として「どうか?」と思います。

たとえば日本がウクライナ戦で「あのゴールキーパーはチェルノブイリの影響で4本手が生えたので、なかなかゴールを奪う事が難しいですね」と笑いを取るようなものです。

しかもフクシマはまだ記憶に新しい事。

このコメディアンの発言はブラック・ジョークだとしても、センスのないブラック・ジョークだと思います。

とくにフランスは1996年でのフランス核実験で、自国の近隣領土でなく自国が管理しているムルロア環礁、なんとフランスから真裏ほどのニュージーランドやオーストラリア近辺のフランス領で核実験をしている事で両国から非難も受けています。

それだけ核の恐ろしさに敏感な国の人が、このような発言をするのは残念な事です。

この件については地元のフランスの新聞、そして隣国のベルギーでも「悪趣味なジョークだ」と批判されているので全ての人がそのような考えではない事は確かですが、当事者である日本人で自分でも嫌な気持ちになりますので、慎んだ方が良いですね。

かといって、例えば福島を「不可侵なタブーの地域」とする事についても疑問を持ちます。

今回は趣味の悪いジョークなのでいやな気持ですが、福島を「原発を理由としただけのアンタッチャブルな場所」として捉えるのはどうかと思います