超音速、成層圏からのダイブ

images1昨晩、オーストラリアの元兵士フェリックス・バウムガルトナーさんが、スカイダイビングの世界記録、地上38000mからのダイブに成功したと言う事です。

途中落下速度は1100km/hに達し、音速を超えたと言う事です。

写真を見ての通り、まるで宇宙飛行士のような厳重なコスチューム。

だいぶ地点はなんと「成層圏の上部」であり、外気温はマイナス68度

その高さから、その速度ではやはり普通の格好では無理なのは当然でしょう。

そして「成層圏の上部」というのは見て分かるようにいわゆる「宇宙の入り口

これ以上いくともう人が存在できるような状態ではありません。

だいたい成層圏と言うと地上11kmくらいから50kmほどが「成層圏」に当たると言う事で、そこから「中間圏」「熱圏」とあり、地球の大気が守られているようです。

途方もない高さ。

今回は38km地点と言う事は成層圏のほぼ中間くらいからのダイブのようです。

ここまでは小型のカプセルを気球で飛ばしたどり着いたということですが、この気球およびカプセルはどうなったのでしょうか?
今回の事で「成層圏」の高さが分かったのですが、成層圏の始まりは「11km」ほど。

例えば人間の足でたどり着いたエベレストの頂上は8km級

あとちょっとで成層圏なんですね。

とはいってもさらに3kmあるって事は、富士山1個分はあるのですが・・・。

ケンタッキーフライドチキンのトリビア

ケン250px-kfc_logoタッキーフライドチキン

最近は「KFC」という名前が正式名称らしいのですが、やはり「ケンタッキーフライドチキン」と言った方がなじみ深いです。

しかし「フライド」という単語が「不健康なイメージ」を連想さる。

また「フライドチキン」という名称が「フライドチキン以外の多角化をしたい」という目的の中、正式名称を「KFC」と変えたそうです。

たしかに最近の「KFC」はフライドチキン以外の食べモノも一生懸命押しています

現在、駐在中のバングラデシュではなぜか「タイ・ライス」という「タイ式焼き飯にフライドチキンを細かく切ったモノをまぶしたオリジナルライス」のようなものも販売されていましたね。

ところで昨日テレビで「ハンバーガー総選挙」というものをやっていたそうですが、ハンバーガーチェーンにも通じる「フランチャイズ方式」というモノを世界で最初に作ったのが、この「KFC」であり、あのカーネル・サンダーズさんという事のようです。

彼はもともといろいろな仕事を創業しましたが、そのいくつもを挫折。

40歳の時に始めたガソリンスタンドの経営の傍ら、そのガソリンスタンドの一角に「サンダース・カフェ」というカフェを出したのが、その始まりだそうです。

その「サンダース・カフェ」の目玉商品が「フライドチキン」

カーネル・サンダースさんがガソリンスタンド支配人と調理人とレジ係を兼ねた「ガソリンスタンド&サンダース・カフェ」は国道沿いの立地だった事もあり好評を博し規模を拡大。

7年後には「モーテル」も併設したそうです。

さらに創業から12年後、はじめてのフランチャイズ店としてユタ州・ソルトレイクのピート・ハーマン氏が、この「サンダース・カフェ」の調理レシピをもとにフランチャイズを始め、その時にピート氏からサンダース氏へ「ケンタッキー・フライドチキン」という名称を提案され、サンダース氏が了承したのが、そもそものようです。

現在ではさまざまな国で愛されるケンタッキーフライドチキン。

イスラム教やヒンズー教など食べモノに禁忌がある国でも展開可能なため、想像以上にフランチャイズ化されています。

しかもどこに言っても「あの味」が再現されているのです。

すごい事ですね。

ちなみに「カーネル・サンダース」の「カーネル」は「大佐」の意味なんですが、このサンダースさんの名前は「ハーランド・サンダース」さん。

「カーネル」というのは地元ケンタッキー州から送られる「名誉州民」の称号の一つのようで、サンダース氏の功績をたたえてケンタッキー州が送ったものであり、「軍の大佐」でも何でもないようです。

ブッシュ前大統領、クリントン元大統領、タイガー・ウッズ氏、イギリスのチャーチル元首相も「ケンタッキー・カーネル」だそうです。

ノーベル賞受賞者のカエル跳び

ips_cells_ja京都大学の山中教授が「iPS細胞」の開発でノーベル賞を受賞しました。

日本人としては2010年の根岸教授、鈴木教授のクロスカップリングの共同開発以降2年ぶり19人目の受賞です。

2000年代に入ってから、日本人のノーベル賞受賞は11人

すべて理系の技術開発などによって受賞されています。

科学大国日本、というのも誇らしいものです。

さて、そのノーベル賞。

頂けるメダルや賞金、名誉の他にも様々な事柄があるそうです。

まず有名なのが「ノーベル・レクチャー」と呼ばれる記念講演

前回、受賞した益川教授が「どうしても日本語でやる」といって話題になったアレです。

ほとんどの方は英語でやるようですが、結局益川教授は日本語で挑んだんでしょうか?

そして面白い事がもう一つ。

受賞者はストックホルム大学やストックホルム経済大学などの学生有志団体が毎年持ち回りで開催するパーティに出席するらしいのですが、そこで希望者は学生たちと一斉に「蛙とび」をするらしいのです。

これはもちろん、希望者ですが「さらなる躍進を願って」という意味も込めてのカエル跳びだそうです。

今のところ日本人の受賞者は高齢の方も多く、予想ではカエル跳びなどは希望していないとは思いますが、ノーベル平和賞のオバマ大統領などは、若いし政治家としてのパフォーマンスの意味で、出席していたらやってたんじゃないでしょうか?

なかなかシュールな絵が想像できますね。

キムチ・ロンダリング

images本日のニュースで、「韓国にてキムチの輸入金額が、輸出金額を超過」という記事を見ました。

これは意外な数字が出たなぁ、という感覚です。

強烈な愛国心で有名な韓国人の方々が、このニュースを見たらどういう反応を示すんでしょううか?

ニュースによると2011年のキムチの輸入金額は約95億円ほど、おもに中国からの輸入だそうです。

そして輸出金額は82億円ほど。

83%が日本向けのようです。

もちろん韓国国内で生産、消費されるキムチもありますので、中国から輸入されたキムチがストレートに日本に輸出されているとは考えにくいですが、なかなか面白い数字です。

韓国の方は日本人の想像している以上にキムチを消費します。

毎年家族でキムチを付けるのが伝統になっている家庭もありますが、現在の若い家庭では「購入する」という機会も多いのでしょう。

それでも、大阪の家庭の「たこ焼き器」のように、韓国の家庭ではキムチを美味しく保存できる「キムチ冷蔵庫」というものが存在するほど、キムチに対しての愛情がすごいです。

その韓国人の方々が、そうすんなりと自分が食べるために「中国産キムチ」を購入するとは思えないのですが、そうなるとこの「中国産キムチ」いったい誰に消費されているのでしょうか?

やはり輸出に回されるのか?

そうであったら、まさに「キムチ・ロンダリング」ですね。

韓国産キムチのつもりが、実は「中国産だった」なんてこともあるのかもしれません。

まぁ、中国産のキムチであっても、中国国内には北朝鮮国境沿いの吉林省などを中心に「朝鮮族」という朝鮮半島由来の生活をされている方々が多いのでそういう方が作ったキムチなのかもしれませんが、味にうるさい韓国の方はそういうキムチでさえも「見破り」ます。

それを考えると、おそらく「中国産キムチ」は、そのまま食べられているのではなく、たとえば「キムチカップラーメン」や「インスタントキムチチゲ」などのキムチによる二次製品に使われていると考えるのが妥当でしょう。

キムチの輸入量が輸出を追い越しただけで、ここまで想像ができるほど韓国の方々のキムチへの愛情は深いものである事を知っています。

タトゥーを消したい悩み

e38399e38383e382abe383a0-a3c9eいま、若い女性の悩みの中で「タトゥーを消したい」という事があるそうです。

一度入れてしまったタトゥー。

ボディペインティングと違い、身体に入れた墨はなかなか綺麗に消せないとも聞きます。

入れる理由はいろいろあると思いますが、やはり将来的に「消したい」という可能性を入れる前に考えられるか?と言う事。

勢いや、その時の決意の中で入れた、という方が多いようですが、「気持ちは時間の中で変化していく」というのを体現するような話です。

タトゥーを入れる人自体は否定は致しません。

これは自分の意思で入れるものであり、それを他人がとやかく言う筋合いはないと思います。

ただし、「プールや入浴施設に入れない」という但し書きを破り入浴をされている方、プールに入っている方には嫌悪感を抱きます。

そこはルールにのっとってもらわないと、と考えます。

日本でもタトゥーを入れる若者が増えていますが、やはり日本では伝統的に「ヤクザが入れるもの」というイメージが付きまといます。

その考えが古いと言われるかもしれませんが、未だに過半数の人間がそのように思っているので、あながち「古い」の一言で片づけられないものでしょう。

たとえばニュージーランドのマオリ族などは、民族の習慣として入れている場合もあります。

北海道の原住民族、アイヌ族の方達もそうですね。

しかし現在の過半数に及ぶ日本民族にはそのような文化が脈々と受け継いできた歴史はありません。

やはりそう言う事から考えても「異端」と捉えられるのは致し方ないでしょう。

タトゥーを入れる方は、もちろん「他人に見せたい」という欲求もあるように思いますが、そこはTPOに合わせて披露して頂きたいものです。

また入れる前には「消したい」という可能性もある事を忘れずに。

消費者金融の合言葉「計画的なご返済を考慮したうえで借りて下さい」と一緒の事ですね。

東京駅がリニューアル

tokyo_station_2012_09この10月1日に東京駅の一部が復元工事を終えたと言う事で全面開業になりました。

東京駅はたびたび利用するものの、連結通路を通るため、なかなか外観をじっくり見る機会が無かったのが残念ですが、今度上京時にはしっかり見たいと思います。

意外と「東京駅の外観を見た事がない」という人は多いのかもしれません。

しかし「東京駅」というのはやはり日本国内の玄関口であり、大きな意味があります。

その東京駅が今回のように素晴らしい赤レンガ造りの造形を保っている事は喜ばしい限りです。

東京駅構内にも様々なお店が今回オープンしたようですが、私のような人間にはやはり「歴史の重み」としての東京駅に関心があります。

時の総理大臣がこの東京駅構内で襲撃され、一人は亡くなってしまいました。

原敬元総理です。

さらに銃撃されたのは浜口雄幸元総理大臣です。

現在でもその両者の襲撃事件跡地は「遭難の地」として床面にプレートが埋め込まれているそうです。

やはり一度は訪れて、これまで日本が歩んできた歴史の一部を感じたいところです。

コカ・コーラの安心感

index1アメリカの調査会社インターブランド社が「世界ブランド番付2012」を発表しました。

1位から コカ・コーラ 、 アップル 、IBM 、グーグル 、 マイクロソフト 、GE 、マクドナルド、 インテル 、 サムソン 、トヨタ

の順です。

以下メルセデス・ベンツ、 BMWと続きます。

世界ブランド番付、という名前でありながらアメリカの会社が10位以内をほぼ占めるという形に、メジャーリーグの優勝決定戦なのに「ワールドシリーズ」と名付けるアメリカの傲慢さが垣間見えますが、まぁ影響力を考えると妥当なところでしょう。

例えば、いくらバングラデシュのような後進国でもコカ・コーラはありますしね。

戦後の日本でもアメリカ駐留軍に「ギブミー、コカコーラ」と子供たちが駆け寄ったとも言われています。

妥当なんですね。

久々にトヨタが10圏内に入ったと言う事で日本では喜びの声が聞こえますが、さきほどの1位のコカ・コーラに関してはここ10年以上1位を保っているようです。

さてこのコカ・コーラの製法なんですが有名な話ですが「トップ・シークレット」として常時アメリカのアトランタにある銀行の金庫に同社の担保として保管されているそうで、社内でも数人しかその内容を知らないと言う事です。

アメリカのコカ・コーラ社からトップ・シークレットの原液が輸出され、世界各地でコーン・シロップ、炭酸、炭酸水などが混ぜられて販売すると言う事。

あの独特な味わいは、このトップシークレットの原液からもたらされるものであり、世界どの国に言っても同じ味が味わえるのですね。

たしかに海外に言って、口の合わない食べ物や飲み物を飲んだ後に「コカ・コーラ」を飲むとホッとします。

たぶんこれは日本人だけの感覚ではなく、他の国の人もコカ・コーラに対して同じ意見を持つでしょう。

そう考えると「世界ブランド番付1位」というのも、ただの冠だけじゃないように思えますね。

議院内閣制は国民の意思を反映しないか?

u3eqp300000c7h0r政治改革が叫ばれてウン年。

3年ほど前に自民党の独占与党体制が初めてまともな選挙結果の上で崩れ、政権交代が果たせられました

その政権交代後も、与党民主党になってから「公約の反故」を連発し、国民にとっては政治家の選挙時の「耳触りの良い言葉」は信用できないものとなっています。

これは明らかに政治家の責任です。

ウソの情報を持って当選し、当選した後に「あれはできませんでした」では、国民は何を信じたらよいのでしょうか

それはさておき、日本でも最近話題に上がる「首相公選制

現在の議院内閣制では「国民が議員を選び、議会が首相を決める」という形です。

例えば首相公選制のアメリカは選挙人制度というシステムですが、実質「国民は議会と大統領の2つを決める」という形です。

私も「首相公選制」にはどちらかと言うと賛成ですが、片方に日本の国民性ゆえの危うさを感じています。

どちらかと言うと「人気どり合戦」になってしまい、大きな失敗を生むのが日本人の本質ではないでしょうか?

かつて大阪では「漫才師」が当選し、千葉県知事は「俳優」です。

東京都知事も「元小説家」であり、前宮崎県知事も「元タレント」でした。

大阪市長も「元弁護士タレント」ですね。

あきらかに「知名度」が議員経験を凌駕しています

今現在はこのような人たちは「地方での当選」に限られていますが、首相となると「国の顔」です。

地方のトップとは明らかに変わって来るのが「軍事」と「外交」です。

首相公選制では「全国的な知名度がある」という事で首相が決まる危うさもあります。

国内事情はなんとかできるのかもしれませんが、「軍事」「外交」にかけては、人気投票の結果の上の首相で対応できるでしょうか?

そこで議院内閣制ですが「議院内閣制では国民の希望が反映されない」と言う意見もありますが、これは個人的に「間違いだ」と感じています。

議員が首相を選ぶ事を承知の上で、国民は議員を選ぶわけです。

間接的ではありますが、国民の意見を反映しているのではないでしょうか?

先日、自民党の「安倍総裁誕生」の裏で「地方の意見が反映されていない」という言葉がありました。

地方票で大きく負け越した安倍氏が、地方票トップの石破氏に「議員票の結果、決選投票当選」という形になりました。

これに「地方の自民党員」が反発。

分かる気もしますが、安倍総裁を誕生させた自民党議員も「国民が選択した議員」であり、それを考えると今回の自民党総裁選は「自民党の中では石破氏が人気だが、国民的人気は安倍氏に分があった」だけで、たしかに「地方の自民党員」の意見は反映されませんでしたが、「国民の意見は反映された」と見るのが本質ではないでしょうか?

話がそれましたが、「議院内閣制は国民の意思がストレートに反映されない」という言葉がありますが、上記の理由を持って私は「議院内閣制も国民の意識を反映している」と感じています。

現与党として民主党を選んだのも国民の意思(民主党の場合は結果的にかなりのウソを言っていましたので、これはダメです

ねじれ国会が生まれたとしたら、それも国民の意思。

「政治家は国民の鏡」だと言われますが、昨今の政治状況の混沌とした状態は、国民の状態をそのまま表わしているのだと思います。

もう少し成熟した国民になれば、もう少しまともな政治家選びができるのでしょう。

i pad mini、発表の噂

indexアップルがタブレット型端末「i pad」のミニサイズを発表するという噂がまことしやかに出ております。

先日は「new i pad」と呼ばれる、実質にはアイパッドの3号機が発表され半年もたたないところからの発表です。

残念ながら私は「i pad」を持っていないのですが、一応こういった事に興味はあります。

正直スティーブ・ジョブ氏が「i pad」を初めて発表した時、「あぁ、アップルも終わったな」と思いました。

「i pod」と「i phone」で成功したのだから、これ以上「i 〇〇」という名前で新商品を出すべきでないのになぁ。。。と思っていました。

消費者と言うのは同じような商品が続く事で「飽き」が来るのは明白な事実だと思っていたからです。

さらに「手に持ちにくい形」。

i phone でこなせる事をわざわざ大画面でやらなくても、持ち運びが悪くなるだけじゃないか、と思わせました。

しかし現在の「i pad」の人気。

私が直感で感じていた空気を一変した使い方、たとえば「個人の為に使うのではなく、大勢に見てもらう為に使う」や、手に持ちにくい形も周辺機器のお店がそれこそ「カバー」や「付属のキーボード」まで考えてくれます。

そう、アップルの商品は作った人以上に、購入者や周辺機器の会社がいろいろ工夫をして使い方の枠を拡げていったのです。

この動きをスティーブ・ジョブ氏の発表の時点で、私は見逃していました。

これをスティーブ・ジョブ氏は織り込み済みだったのか、はたまたそうでなかったのか?

さて変わって「i pad mini」ですが、またしても私は「あぁ、これは失敗だなぁ」と思ってしまいます。

「i pod」と 「i pad」の中間の大きさは分かりますが、これに対するメリットと言えば「i padよりも安い価格面だけだろう」、という感覚があるからです。

さて、私の予想をまたアップルは裏切ってくれるのでしょうか?

楽しみな発表は10月10日前後のようです。

マッターホルン登頂

300px-3818_-_riffelberg_-_matterhorn_viewed_from_gornergratbahn昨日、芸能人のイモトさんが番組の企画でマッターホルンを登頂したようですね。

バングラデシュに駐在の為、番組は見れていませんが、とても感動的だったようです。

私も昨年ネパールに訪れた事があり、若干登山への興味が湧いていたので、是非見たかったのですが、こればっかりはしょうがありません。

マッターホルンは4478mの山

富士山を超えます。

4年ほど前のお盆休みに三敬鋼機のある豊橋を明け方4時に出発し、富士山を5時間で一気に登頂、その後3時間で下山しそのまま豊橋へ高速道路で一気に帰郷という大胆な行動をとった事があります。

あまりに山の知識が無く、スニーカーにTシャツと言う軽装で強行軍を行ったため、しばらく筋肉痛と日焼けで散々な思いをした事を思い出します。

その富士山でも7~8合目くらいまで来ると頭がくらくらくる、いわゆる「高山病」」にかかり登山の恐さを知ったので、この4478mというとんでもない高さを成功させた事は素直に称賛します。

マッターホルンには東・西・南・北壁とあり、写真で見えるのが左に「東壁」、右に「北壁」です。

今回のマッターホルン登頂は一般的に使われるルート「東壁」と「北壁」の真ん中の稜線を上っていくルートだったようですが、実はマッターホルンはその「北壁」を「世界三大北壁」と言われ、熟練者でもかなりの熟練がいるコースとして有名です。

このような難所もあるマッターホルンを芸能人の女性が登頂する事がとんでもない体力だと思います。

タレントと言うより立派なアルピニストですね。

番組では来年ヒマラヤ、その次はエベレストなどと言っていたようです。

ヒマラヤに行くと8000m級の山なので、それこそ命の危険が伴ってくるので、ぜひそれは考慮してほしいですが、一度山の魅力に取りつかれたら、どうしても征服してみたくなるんでしょうね。

いや、本当にすごい事です。

台風に注意して下さい。

typhoon_200418_songda昨日から今日にかけて、また台風が上陸するらしいです。

近辺の方はお気をつけて台風養生してください。

さて台風ですが、その名前について一時期話題になって事がありました。

アメリカではご存知の通り台風に「人の名前」が付く事が多いです。

カトリーン」や「ナタリー」などありますが、基本的に発生順に男性の名、女性の名と順に「あらかじめ用意していた名前」を付けるそうです。

日本でも一時期名前を付ける話がありましたが、比較的日本では以前のように「〇〇号」などの呼び名が定着し、台風の数も数えやすいのでそちらの方が親しまれていますが、今でも名前が付けられているようです。

これは日本だけではなく、アメリカ及びアジア諸国で名付けられているようで、こちらも「あらかじめ用意した名前」が用いられるようで、日本もいくつか提出しています。

「てんびん」「やぎ」「うさぎ」「かじき」「かんむり」「くじら」「コップ」「コンパス」「とかげ」「わし」が採用されています。

他にも中国、韓国、カンボジア、ラオスなどが提出していまして全140種

一通り終わると、また1から順番について行くそうです。

日本の提出した名前は何に関しているか?

星座」のようです。

これには例外もあり、甚大な被害を及ぼした台風に関しては、加盟国の要請に基づく台風委員会で別名称が用いられるそうです。

たしかに

台風 うさぎ が猛烈な被害をもたらしています」

では、あまり説得力がありませんよね。

自民党総裁に安倍氏

200px-abe_shinzo1自民党新総裁に安倍元総理が返り咲きしました。

このような総裁返り咲きは自民党結党以来初という事です。

たとえば麻生元総理の祖父、吉田茂元総理も総理に返り咲いていますし古くは伊藤博文初代総理大臣も何度か首相に返り咲いています

首相への返り咲きは過去に何度もありますが、自民党として総裁への返り咲きは初めてだと言う事です。

安倍新総裁は「保守論客」という事が知られています。

総裁選直前に起こった韓国大統領の竹島上陸・天皇軽視発言および中国の反日デモが安倍氏の登板を決意させ、また今回の当選への追い風となったのも否めないでしょう。

「近いうち」と言われる衆議院解散総選挙を控え、最大野党の自民党は安倍氏を再登板させてきました。

みんなの党が、結党以来初の代表選を迎えるそうですが、これは現渡辺代表の再選で確実でしょう。

これでひとまず一通りの顔ぶれが出そろってきました。

民主党が政権奪取後初の総選挙。

今までの民主党の政権運営に国民がYesかNoかどちらを突き付けるのでしょうか?

ところで安倍元総理。

昨日も様々な情報の中で「安部」と表記されます。

インターネットの中のメディア配信で多く見受けられましたがなのか、配信したは人の名前くらいもう少し慎重に書くべきなのになぁ、とつまらぬ思いが駆け巡りました。

とにかく頑張って頂きましょう。

インドカレー? バングラデシュカレー? ネパールカレー?

images3日本でも「国民食」といわれ親しんできた「カレー

日本のカレーの源流は、戦時に新宿中村屋に居候していたボース氏というインド人によってもたらされ、それが現在も改良を続けてきて今日の形になった、と言われています。

カレーは土地土地でそれぞれ発展してきた歴史があり、日本のカレーは源流をインドにしながらも、発展後の様子は「欧州カレー」に近い形になったのかもしれません。

さてそのカレーですが、インドも成立してから70年前後。

もともとは国境線がなく英国領インドであったわけで、隣国バングラデシュやパキスタンでもカレーが食べられます

もう少し足を延ばしてネパールも同じですね。

とにかく南アジアの共通した国民食として根付いているようです。

さて、それでは南アジアの中のカレーはどのようなものでしょうか?

またこれがインド・パキスタン・バングラデシュ・ネパールとそれぞれ違ってきます

これはなかなか口では言い難い違いなのですが、食べ比べてみると確かに違います。

それを証拠にバングラデシュの市内にも「インド料理店」も進出してまして、カレーを楽しむ姿が見れます。

家に帰ればまたカレーなのに、ここでもカレーです。

日本でも意外と「「インドカレー」と銘打っていても出身国はネパールやパキスタンなどの衛星国が多いのが現状です。

三敬鋼機のある豊橋市の「インドカレー屋」さんの半数以上はインド人ではないんではないのでしょうか。

アメリカに行くと韓国人経営のお寿司屋さんがたくさんあるのと一緒ですね。

本場の日本人が行くと「頭をひねりたくなるようなお寿司」が出てきます。

たぶん本場のインド人にとっては日本にある「インドカレー屋」がそれにあたるんでしょうね。

意外とあなたの食べているカレーは私と同じ「バングラデシュカレー」なのかもしれません

日馬富士関に見る外国人力士の日本語能力

180px-sumo_may09_harumafuji大関「日馬富士関」の二場所連続優勝によって横綱昇進が内定したそうです。

まずはおめでとうございます。

これで外国人力士としては白鵬関以来、5人目

また予定では土俵入りの型も白鵬関と同じ不知火型

なんと不知火型の土俵入り力士が複数存在するのは長い歴史上はじめてだそうです。

かつては不知火型は雲竜型に比べ「力士寿命が短い」と敬遠されてきた嫌いがありますが、かつて雲竜型の貴乃花横綱時代に、兄の若乃花関が横綱昇進を決めた時に不知火型を採用し、私も不知火型をそこで初めて見た記憶があります。

そういう点も見所ですね。

さていつも気になるのが外国人力士における「日本語の雄弁さ」です。

「なぜ外国人力士に限って、日本語の上達がすさまじいのか?」

みなさん考えた事はありますでしょうか?

調べてみるとやはり、各界独特の「部屋子制度」にあるようで、若い力士は外国人であろうと日本人であろうと共同生活。

一緒のちゃんこを食べ雑魚寝し、兄弟子には絶対服従。

もちろんそこで母国語を話してくれる人などいなく、24時間日本語漬けです。

野球界やサッカー界にも外国人選手はいますが、彼らは試合会場や練習会場以外では自分の好きなように生活をします。

力士のような想像を絶する環境に置かれるわけでなく、他の外国人スポーツ選手に比べ外国人力士が特に日本語が堪能になるのは分かるような気がしますね。

ですから、ここまで来るのに彼らはとんでもなく努力をしてきた事は想像に難くないです。

確かに日本の国技相撲の最高位が外国人力士ばかりになってしまうのは若干さびしいですが、ここまで来る彼らの精神力や努力を考えると何も言えませんね。

今は総合格闘技やプロレスで活躍する、歴史上はじめての外国人横綱「曙関」、またその最高位直前まで行きながら「伝統の壁」に何度も跳ね返された「小錦関」

この二人は長年の伝統を打ち破った業績をもう少し讃えるべきかと思います。

ゴールデントライアングル

golden_triangle本日の日本経済新聞の電子版に「中国の次に期待されるゴールデントライアングル」という記事がありました。

ゴールデントライアングル、名前だけはかじった事がありますが、これを契機に調べてみるとインドシナ半島、タイ・ミャンマー・ラオスが国境を結ぶ三角地帯の意味でかつては違法なケシの栽培により大麻や覚せい剤の生産拠点だった所、と言われていたそうです。

ここが「次の中国」として段々と脚光を浴びているようです。

すでに報道で連日のように流される「中国での反日暴動」

また5400ドルに達した一人当たりGDPも、すでに中国はアジアの中でも人件費の高い国の一角に入った事を物語りました。

その中でこの地域が「次の中国」として注目されているようです。

たしかに東南アジアや私が駐在するバングラデシュなどの南アジアは現在脚光を浴びています。

若干不満だったのが、そういった「可能性」を今までマスコミが取り上げてこなかった事

先日も、今まで「中国投資、中国投資」と言ってきた日本経済新聞が「中国から一刻も早く離れた方が良い」という論調を出し、そのあっという間の手のひら返しに見えるマスコミの記事の軽薄さに、あっけに取られてしまったところです。

ようやく脚光を浴び始めてきた東南アジア・南アジア地域。

是非今後は、しっかりとした独自取材をもって「なぜこの地域が有効か」という説明をしっかりして納得のある取り上げ方をして頂きたいです。