バングラデシュでは本日12日(日)と13日(月)が「ハルタル」と言われる状況に巻き込まれています。
イスラム文化であるバングラデシュの休日は金曜と土曜。
日曜日は商店が休み、という週の動きですが、今週は日曜・月曜とハルタルになってしまいました。
ハルタルと言うのはいわゆる「政治デモ」
与党アワミリーグに対して最大野党BNPが、アワミリーグの政権運営に疑問を投げかける意味でバングラデシュ全土に「デモ」を呼びかけています。
この政治デモを「ハルタル」と言い、写真のように商店などはシャッターを閉めてしまいます。
市の中心部というか、思想中心部である「ダッカ大学」の周辺を中心にBNP支持者による大規模なデモが起き、町では投石や放火などが行われています。
実は先週も行われていまして、デモ参加者の逮捕が100人を超えた、と言う事。
今回はその逮捕に反してのハルタルのようです。
だいたい前もって新聞やテレビで情報が流され、邦人に対しては大使館より「外出禁止の注意喚起」がされます。
私も1日アパートに閉じこもり、外出に対しての危険を回避するとともに、日がな一日を過ごしています。
悲しいことに明日も行われるよう。
あらかじめ食料を用意していますが、湿気の強いバングラデシュで日持ちするのはパンやカップヌードルなど。
これを食いつなぎ、生きております。
本日は、そーっとアパートを抜けだし、近くの線路上で売っているパイナップルを食べましたが・・・。
ハルタルと言うのは、政党支持者でない我々には本当に迷惑な行為。
どこの国も一緒なのかもしれません。