あまりよい話題とは言えませんが、世界各国では「罵倒語」といわれるスラングが存在します。
日本人である我々のスラングについては、このブログで取り上げるとあまりにもストレートに響くので取り上げませんが、たとえば英語のスラング、「F**K You」などが突然自分に突きつけられたときに、激高することができるでしょうか?
正直、ネイティブの感覚をもった方でないと反応は鈍いと思います。
現地の方では、こういった言葉はストレートに響くので、日本人が考える以上に使ってはならない言葉です。
私も海外でさまざまな生活をしているときに、このような言われもない中傷を受けることも多かったです。
しかし、「罵倒されている」と分かっているんですが、日本語を母語としている私にはあまりストレートに響かないので、現地の人のように激高することがありません。
中国や韓国でもそうです。
みなさんご存知のように中国や韓国では日本人に良い感情を持っていない方もいらっしゃいます。
ここで一つ断っておきたいのが「インターネットやテレビで言われるほど強烈な反日感」を持っている人は少ないんですが・・・。
その中で中国語で言えば「リーベングイズ」、韓国語で言えば「チョッパリ」という言葉が代表的な日本人軽視の言葉です。
何度か言われたこともありますが、言われた本人としては正直あまり対した感情を持たないのが、その言葉が母国語ではないからでしょう。
言った本人ほど「罵倒」に感じていません。
聞き流す程度です。
?
このような感覚は、ほかの国の人にも共通しているんではないでしょうか?
「罵倒語」を言われているのは分かっても、受け取る本人はそこまで「罵倒」されたように思っていない、という感覚です。
?
かと言って、もちろん簡単に使うべき言葉ではないのは当然な事です。
?
日本人同士での会話でも現地でよく使われる言葉で「おまえ、バカだなぁ」という言葉があります。
日本人同士では、その言っているニュアンスにより冗談っぽく聞こえると思いますが、たとえ日本語でも中国や韓国の人の前ではあまり使わないほうが良いと思います。
戦争映画やドラマなどで「悪役である日本軍人」が捕虜である中国や韓国の方たちに
「コノ、バカヤロー」
と言いながら殴打する場面も多く、この言葉は意外と現地人も知っています。
?
日本人同士の観光客の中で、意外と飛び交うこの言葉。
行く国によっては注意したほうが良いのかもしりません。