さいきん「ドッジボールは暴力であり、禁止すべき」という論議があることを知りました。
「人にボールをぶつけるのは、イジメにもつながりやすい」や「暴力性が高い」などの理由だそうです。
意外と賛同する意見も多くみられ、なかなか興味深い話です。
個人的にはドッジボールで「いじめられる」という感覚を味わったことがないので、あまり想像できないのですが、やはり子供の中には「運動が苦手」という子もいるでしょう。
そういう子にとっては、たしかに「苦」のスポーツなのかもしれません。
しかし例えば「サッカーやバスケでパスを回さない」や「柔道で極端に締めあげる」など「いじめ」と結び付けたらたくさんの「ダメなスポーツ」がたくさん出てきてしまします。
ここまで「禁止にしてしまうのはどうか?」という気がしてなりません。
例えば子供の時の事例だけで申し訳ないですが、子供たちはそれぞれの分野で得意な部分もあるように思います。
「スポーツが得意な子」「勉強が得意な子」「絵が得意な子」「読書が好きな子」など。
昨今の異常なまでの大人の過干渉は、子供の自由意思への弊害なような気もします。
ただ、「こういう苦手な子もいる」と言うのを大人もしっかり理解してあげて子供に接していかなければならない、という気持ちを新たにしました。