昨日、「イスラエルとパレスチナの衝突が深刻な状態だ」という事を話題にあげました。
昨日もイスラエルの空爆によりパレスチナの一般市民にもかなり犠牲が出たとの報道があります。
日本の選挙も政党乱立で混乱を極めていますが、この地域に限ってはまさに今現在「深刻な内戦状態」にあります。
もしイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区に「地上侵攻」したとなればそれは大変な事が始まります。
注視していきましょう。
ということでイスラエル・パレスチナなんですが、個人的にイスラエル旅行を計画していた事もありイスラエルの事を少し調べた事があります。
「こんな混乱のイスラエルへ旅行なんて」と思われますが、イスラエルには観光名所が随所にあり、たとえばエルサレムにはユダヤ教・キリスト教・イスラム教の3つの宗教の聖地があるという、特殊な地域です。
事態が収束すれば、行きたい所の一つではあります。
さてイスラエルの豆知識ですが有名なものを2つほど。
まず一つはイスラエルは皆兵主義です。
満18歳から男性は3年、女性であれ2年の全国民に対する徴兵制度があります。
徴兵後も予備役があり、有事には戦闘員として徴収されます。
周りを敵に囲まれた「四面楚歌の国」だというのが、ここでも分かりますね。
これは旅行者にもあまり影響が無い事ですが、もう一つは我々日本人も注意しなければならない事があります。
イスラエルの入国スタンプです。
実はイスラエル入国のスタンプをパスポートに押されると、敵対国家であるアラブ諸国に出入国できない事があるようです。
現にイラク、レバノン、リビア、サウジアラビア、スーダン、シリア、イエメン、ソマリアの8カ国は公的に入国できない事実を認めています。
この他の国でも、入国できない例がちらほらと聞かれます。
やはりこの国は戦争状態にあり、アラブ諸国とイスラエルの両国をまたぎ旅行をする人は何人であれ「スパイ容疑」がかけられるのです。
平和ボケした日本人には想像できないですが、これが「戦争状態」という事です。
一応、イスラエル入国の際には「スタンプを押すかどうか?」と「別紙に押すかどうか?」を聞かれるという例があり、イスラエル自体も認識があるようです。
しかし、ここでもミスの為、スタンプを押される例も。
イスラエルのスタンプを押されてしまった後、アラブ諸国に出かける際は「パスポートの再発行」するしかありません。
また「例外的に二重発行も可能」という噂も聞きますので、これはパスポート当局にお聞きください。
イスラエルへの旅行、こういう特殊の国である以上、前知識はだいぶ必要のようです。