インターネットの匿名性

250px-computer-aj_aj_ashton_01svg私は、最近ニュースをインターネット経由で見ることが多く、新聞、テレビなどはほんとうに流し読み程度しかありません。

朝に会社に来て、一通りのニュースの流れを確認して仕事をするわけなんですが、ヤフーのトップニュースに経済評論家の勝間和代さんと、電子掲示板2ちゃんねるの開発者西村博之氏との対談において、勝間さんが西村氏への言動に謝罪した、とありました。

気になったので、掻い摘んでこの対談を聞いてみたんですが、対談の内容は主に「インターネットの匿名性」についての論議だったような感じです。

勝間さんは匿名否定派、西村氏は匿名容認派の立場でした。

まぁ、この対談内容は別として、私はどちらかというと「匿名容認派」なのかもしれません。

人は発言に責任を持つことにより、モラルのある発言をする事が出来ますが、その事により一種の「しがらみ」が生じ、言いたいことが言えない状況にあると思っています。

逆に匿名性を容認することは、議論の場が統制のとれないむちゃくちゃな場になるのもしょうがないですが、その中に本当の意見、心の中の意見も多く隠されています。

簡単な例でいえば、ひいきの野球チームの話題。

アンチ〇〇ファンの中で、「その該当球団が好きだ!」とはなかなかいいずらい状況。

また熱狂的〇〇ファンの中で、その球団に対しての否定的発言。

勇気のある方も多いと思いますが、「言いずらいなぁ」と感じながらもモヤモヤする感覚は多くの人が持っていると思います。

その心の中の意見が匿名により浮き彫りになっています。

たしかにインターネットの情報はうその情報も多分にありますが、逆に現在のマスコミが報道するニュースはすべて本当の事なんでしょうか?

マスコミは大衆に迎合しているのか? マスコミが大衆を支配しているのか?

大きく意見が分かれるところかもしれませんが、私個人的な意見は「匿名性に賛成」です。