先日のジャニーズ事務所、NEWSのメンバーに引き続き、昨日はお笑い芸人オードリーの春日さんがインフルエンザA型に感染してダウンした、という報告がありました。
このように名前を知っている人が感染している経緯を知ると、とうとう対岸の火事でなくなった気がしてきます。
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半年ほど前でしょうか?
テレビの速報で感染情報が流れ、仰々しい防護服で飛行機の検査をしていたのが、あっという間のこの事態です。
これからだんだんとインフルエンザの流行する季節であり、さらに学校も新学期が始まっています。
かなりの感染が予想される中で、日本のワクチン数は圧倒的に足りないようです。
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先進諸外国では、ある程度のストックがある国や、9月より予防接種の始まる国もあるようです。
世界でも名だたる先進国である日本の技術をもってして、他の先進国にここまで遅れてしまった対応の遅さは明らかではないでしょうか?
厚生労働省は足りない分のワクチンの輸入を予定しているそうですが、報道で知られるように「日本のように自国でワクチンを製造できる技術を持った国が、金でワクチンを買うのか!」という反発は当然のような気がします。
厚生労働省は、舛添大臣を頭としてさまざまな問題に直面しています。
年金しかり、肝炎問題しかり。
しかしすべてを大臣が把握するわけでなく、それぞれに対応する行政課があるはずで、日本のインフルエンザ対策専門の行政課の対応の遅さは、これからの感染の拡大に拍車をかけてしまっているのかもしれません。
これから一刻を争う時期に、行政は新しい内閣を迎えます。
しかし今回のような事態に対しては、インフルエンザ対策にだけでも特別委員会を作り、そのまま超党派で引き続き桝添大臣に旗を振ってもらうわけには行かないのでしょうか?
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とにかく早い対応が望まれます。