世界では国ごとに「ソウルフード」と呼ばれる、その土地と強いかかわりをもつ食べ物があります。
ただ単に「ソウルフード」というとアメリカ南部の「ジャンバラヤ」や「キャットフィッシュ(なまず)料理」に代表される黒人料理なのかもしれません。
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しかし、ソウルフードはどの国、地域にもあります。
日本だと「すし」や「てんぷら」がそれに当たるのでしょうか?
韓国は云わずと知れた「キムチ」ですね。
インドは「カレー」
中国だと「餃子」になるのでしょうか?
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やはり食べ物に関して言えばアジア圏に特徴がありますね。
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さて、オセアニアに目を向けてみると唯一のように有名なソウルフードがあります。
オーストラリアのソウルフードは想像つかないかもしれませんが、ニュージーランドをあげると「キウィ」という方がかなりいるんではないでしょうか?
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そう、ここニュージーランドのキウィはニュージーランド人の「ソウルフード」なのかもしれません。
そもそもの語源は、写真にあるニュージーランド固有の飛べないトリ「キウィ」からきています。
フルーツの「キウィ」も外見が、この鳥に似ているからなんでしょうね。
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また「キウィ」という英単語はニュージーランド人も表します。
「キウィハズバンド」というと「家族思いの旦那さん」という意味です。
街には「キウィワイン」が販売されており、マクドナルドには「キウィバーガー」があります。
キウィバーガーといってもキウィが挟まっているわけではなく、「ニュージーランド人のためのハンバーガー」の意味合いが強く、赤カブの一種であるビートルートを含め、ニュージーランド人が好きなものテンコ盛りです。
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このようなソウルフードは、その土地の人に愛され、また誇りになっています。
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ここ、三敬鋼機のある三河地方および遠州地方のソウルフードはさしずめ「うなぎ」という感じでしょうか?