アメリカの調査会社インターブランド社が「世界ブランド番付2012」を発表しました。
1位から コカ・コーラ 、 アップル 、IBM 、グーグル 、 マイクロソフト 、GE 、マクドナルド、 インテル 、 サムソン 、トヨタ
の順です。
以下メルセデス・ベンツ、 BMWと続きます。
世界ブランド番付、という名前でありながらアメリカの会社が10位以内をほぼ占めるという形に、メジャーリーグの優勝決定戦なのに「ワールドシリーズ」と名付けるアメリカの傲慢さが垣間見えますが、まぁ影響力を考えると妥当なところでしょう。
例えば、いくらバングラデシュのような後進国でもコカ・コーラはありますしね。
戦後の日本でもアメリカ駐留軍に「ギブミー、コカコーラ」と子供たちが駆け寄ったとも言われています。
妥当なんですね。
久々にトヨタが10圏内に入ったと言う事で日本では喜びの声が聞こえますが、さきほどの1位のコカ・コーラに関してはここ10年以上1位を保っているようです。
さてこのコカ・コーラの製法なんですが有名な話ですが「トップ・シークレット」として常時アメリカのアトランタにある銀行の金庫に同社の担保として保管されているそうで、社内でも数人しかその内容を知らないと言う事です。
アメリカのコカ・コーラ社からトップ・シークレットの原液が輸出され、世界各地でコーン・シロップ、炭酸、炭酸水などが混ぜられて販売すると言う事。
あの独特な味わいは、このトップシークレットの原液からもたらされるものであり、世界どの国に言っても同じ味が味わえるのですね。
たしかに海外に言って、口の合わない食べ物や飲み物を飲んだ後に「コカ・コーラ」を飲むとホッとします。
たぶんこれは日本人だけの感覚ではなく、他の国の人もコカ・コーラに対して同じ意見を持つでしょう。
そう考えると「世界ブランド番付1位」というのも、ただの冠だけじゃないように思えますね。