本日の日本経済新聞の電子版に「中国の次に期待されるゴールデントライアングル」という記事がありました。
ゴールデントライアングル、名前だけはかじった事がありますが、これを契機に調べてみるとインドシナ半島、タイ・ミャンマー・ラオスが国境を結ぶ三角地帯の意味でかつては違法なケシの栽培により大麻や覚せい剤の生産拠点だった所、と言われていたそうです。
ここが「次の中国」として段々と脚光を浴びているようです。
すでに報道で連日のように流される「中国での反日暴動」
また5400ドルに達した一人当たりGDPも、すでに中国はアジアの中でも人件費の高い国の一角に入った事を物語りました。
その中でこの地域が「次の中国」として注目されているようです。
たしかに東南アジアや私が駐在するバングラデシュなどの南アジアは現在脚光を浴びています。
若干不満だったのが、そういった「可能性」を今までマスコミが取り上げてこなかった事。
先日も、今まで「中国投資、中国投資」と言ってきた日本経済新聞が「中国から一刻も早く離れた方が良い」という論調を出し、そのあっという間の手のひら返しに見えるマスコミの記事の軽薄さに、あっけに取られてしまったところです。
ようやく脚光を浴び始めてきた東南アジア・南アジア地域。
是非今後は、しっかりとした独自取材をもって「なぜこの地域が有効か」という説明をしっかりして納得のある取り上げ方をして頂きたいです。