サッカーワールドカップブラジル大会、コートジボワール戦の現地日本人サポーターが観戦後に、ゴミ拾いをしていたことが現地で評価されています。
サッカー日本代表のサポーターのゴミ拾いは今に始まったことではなく、かなり前から行ってきたことであり、このような行動は各国で称賛されています。
「偽善的だ」と言われる方もいらっしゃいますが、素直に称賛するべきでしょう。
日本に帰国すると思うのが、やはり日本の環境はとても綺麗だという事。
もちろん、まだまだ中央分離帯や様々なところでのごみの投げ捨てなどがなくなっているわけではありません。
しかし各国を比較すると、やはり日本は都会と田舎を含めて、圧倒的にごみの放置が少ないように思えます。
これは昔からでなく、ここ20年くらいの情況ではないでしょうか?
この20年くらいの間に、急激な民度の向上があったように思えます。
企業倫理もそうです。
公害当たり前から、だんだんと労働環境、公害問題、CSRなどかなりレベルの高いものになってきました。
それゆえに顧客も高いレベルの製品、サービスを求めすぎてしまっている感はありますが・・・。
とにかくここ20年の間に、日本人の「文化的民度」はとても向上していると思います。
日本人の精神性「和を以て貴しとなす」というのはえてして妙で、日本人は仲間内を大事にし、それゆえにまた他人の目を敏感に受け取ります。
その部分で、「突出した異人は出ないものの、平均的にみんなが良い事をすれば、それが広がっていく」という傾向も顕著です。
サッカー場のゴミ拾いは、まさにそういう所から来ているのでしょう。
日本人独特の行動であり、また日本人だから行える行動。
称賛に値しますね。