先日のアップル社製「アイフォン4S」の販売とともにスマートフォン狂想曲が日本で吹き荒れているようです。
IT化が叫ばれてウン年。
日本のITインフラも世界では格段に良い状況の中で、生活は便利になりました。
私はスマートフォンを所有していますが、便利である代わりに「電池の持ち」を捨てています。
スマートフォンの電池の持ちは従来の携帯に比べてかなり悪い。
1日とて持たないほどです。
各社これについては研究も進んでいるようですが、ほかの部分の進歩より一歩おくれている感があります。
それだけ難しい技術なのでしょう。
ゆえにバングラデシュや、そのほかの海外を歩く時用のいわゆる「SIMフリー携帯」、これは従来の携帯にしています。
SIMフリー携帯とは、ご存知の通り「世界のほとんどの国で通用する携帯電話」で、該当国では「携帯電話の中に、その国で発売されているSIMカード」を入れると電話番号が振り分けられて、現地の方と同じような料金体系で電話ができる、というものです。
残念ながら日本では、携帯電話各社の「醜悪な」囲い込み商法にて、このような携帯は使えません。
私がこの海外でのSIMフリー携帯、もちろん各国にもバングラデシュでさえ「スマートフォン」は存在しますが、それを選択しなかった理由はひとえに電池の持ちにあります。
日本では車社会のため、社内装備の「充電器」で比較的常時充電でき、その点の問題はありませんが、海外では車を持っているわけではありません。
店で電源を借りるのにも、なかなか抵抗があります。
なぜなら離れた場所では携帯を持ち去られる可能性もあるからです。
そういった理由で海外ではスマートフォンにしていません。
日本のスマートフォン比率は、今後の各社の販売戦略によって明らかですが、日本ではかなり比率が上がりそうです。
それとともに「旅先での充電切れ」による、電話もかけれない、電話番号も分からない、という携帯難民を発生させそうな予感がします。
テレビで「90歳のおじいさんもスマートフォンを活用している」というような特集を見ましたが、その点のリスク回避の方法は、そのおじいさんは分かっているのでしょうか?
今のところ、出先で常時携帯を充電させる方法を円滑にできない方は、まだまだ使いにくいものであると思います。