いま、若い女性の悩みの中で「タトゥーを消したい」という事があるそうです。
一度入れてしまったタトゥー。
ボディペインティングと違い、身体に入れた墨はなかなか綺麗に消せないとも聞きます。
入れる理由はいろいろあると思いますが、やはり将来的に「消したい」という可能性を入れる前に考えられるか?と言う事。
勢いや、その時の決意の中で入れた、という方が多いようですが、「気持ちは時間の中で変化していく」というのを体現するような話です。
タトゥーを入れる人自体は否定は致しません。
これは自分の意思で入れるものであり、それを他人がとやかく言う筋合いはないと思います。
ただし、「プールや入浴施設に入れない」という但し書きを破り入浴をされている方、プールに入っている方には嫌悪感を抱きます。
そこはルールにのっとってもらわないと、と考えます。
日本でもタトゥーを入れる若者が増えていますが、やはり日本では伝統的に「ヤクザが入れるもの」というイメージが付きまといます。
その考えが古いと言われるかもしれませんが、未だに過半数の人間がそのように思っているので、あながち「古い」の一言で片づけられないものでしょう。
たとえばニュージーランドのマオリ族などは、民族の習慣として入れている場合もあります。
北海道の原住民族、アイヌ族の方達もそうですね。
しかし現在の過半数に及ぶ日本民族にはそのような文化が脈々と受け継いできた歴史はありません。
やはりそう言う事から考えても「異端」と捉えられるのは致し方ないでしょう。
タトゥーを入れる方は、もちろん「他人に見せたい」という欲求もあるように思いますが、そこはTPOに合わせて披露して頂きたいものです。
また入れる前には「消したい」という可能性もある事を忘れずに。
消費者金融の合言葉「計画的なご返済を考慮したうえで借りて下さい」と一緒の事ですね。