先日はネパールの飛行機について書こうと思い、ほとんど内容は「飛行運賃」の話に終始してしまいました。
そこで、今回こそネパールの飛行機及び飛行場について書こうと思います。
ネパールの国際空港である「トリブバン空港」から先日お話ししたような国内線に乗ると、さすがに小さな国ネパールですから、どの路線も1時間程度の飛行時間です。
そうなるとどの路線も飛行機の「折り返し運航」となります。
私が、カトマンズからポカラに行った時もそう。
運航予定も1日3本ほど。
午前9時ごろと12時ごろ、そして午後3時ごろで、どこの航空会社も同じような時間帯です。
ポカラに着くと、すぐに飛行機は給油。
そして新たなお客を乗っけてカトマンズへ折り返し。
これが日に3往復な訳です。
これでネパールの国内便の「たびたびの遅延」の謎が解けました。
飛行機が戻ってきてないわけです。
そして午後の3本目が欠航になる確率も多いわけです。
ネパールの国内線に乗る方は、ぜひ1番機、2番機をお勧めします。
さて余談ですがネパールの空港、じつはカトマンズの国際空港をはじめ、「離着陸の難しい空港」と言われています。
周りをウン千m級の山に囲まれ、立地条件も悪く風や気圧が変化著しいようです。
その中でも究極が写真にある「ルクラ空港」
ここもヒマラヤ・トレッキングで外国人の利用もちらほらある空港ですが、よく写真をご覧ください。
飛行機の写っている地点の滑走路が、坂道になっているのがわかるでしょうか?
これこそルクラ空港名物の「坂道滑走路」です。
ここは山の中腹で滑走路が短いためか(500mほど)、離陸便は「坂を利用しスピードアップを」、 到着便は「坂を利用しスピードダウン」を行うと言う、子供の発想のような空港です。
しかも滑走路の先は断崖絶壁の崖。
四方を山に囲まれています。
非常に難しい空港と言われますが、世界でもあまり例を見ない空港です。
ご興味のある方は是非行ってみてください。