普段テレビはつけていても、流すように見ているのでCMまであまり気になっておりません。
先日、ようやく気づいたんですが「サントリーのプレミアルモルツ」のCMには映画の古い手法である「パートカラー」が使われていたんですね。
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古くは黒沢明監督が映画「天国と地獄」で使ったのが有名なんですが、白黒の映像の中で1部分だけカラーにして、それを強調するやり方です。
?うろ覚えですが、「天国と地獄」ではほとんどモノクロの映画の中で、唯一「煙突の煙」がピンク色で色づけされていた覚えがあります。
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見ている人に印象つける方法としては、面白い手法だと当時思いました。
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またスピルバーグの「シンドラーのリスト」でも使われていましたね。
さすが黒沢作品に影響を受けた監督らしいです。
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さて、このプレミアムモルツのCMも、ほとんどをモノクロの映像の中で、唯一ビールの鮮やかな黄金色が映える映像になっています。
映像製作者のセンスの良さを感じる作品です。
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弊社はテレビ広告なんて出せる規模ではないですが、「なにか」を宣伝するにことに対しては、このようにみる人に印象つける方法に頭を使いたいと思わせてくれました。