2017年11月27日
昨日のニュースで「仮想通貨ビットコインが100万円を超えた」というニュースがありました。
今年の初めごろは「1ビットコイン=10万円程度」だったのに、わずか1年間で「10倍」というとんでもない値上げです。
個人的には海外送金も多いので「ビットコイン」を初めとする「仮想通貨」は所有、使用したいと思いますが、昨今の取引を見ていると明らかに「投機目的」の取引であり、本来のビットコインの革命性を見えなくしていると思います。
送金、決済に使いたい通貨が、明日になったら値段が極端に変わっている、という状況では全く使い物になりません。
「決済に使いたい通貨が、明日になったら値段が極端に変わっている」という状況は、先日ジンバブエ経済をハイパーインフレに導いたムガベ大統領がクーデターで失脚しましたが、現在のビットコインを取り巻く状況は、同様のものです。
欲しい人が集まりすぎて、値段がとんでもなく上がってしまっているという状況です。
しかし、その欲求の源は「利便性」ではなく「投機案件としての価値」なのが
今、当局ではビットコインによって得た収益に対する課税が話し合われているそうです。
またそれはほかに比べて大きな課税率になると予測されています。
それが発表されるまで、またニュースで取り上げられればられるほど、ビットコインの価値は上がり続けるでしょう。
正直、通貨としての価値観としては急速に上がりすぎです。
日本円がこれほど安定した通貨にも拘わらず、それを無視した上がり方は、まるでチキンレースです。
投機目的でない人は、買うべきでない状況になっています。