ブラジルの鉱山業者がヤノマミ族殺害の疑い?

250px-alto_orinoco5目立たない記事でしたが「ブラジルから不法入国した鉱山業者が、現地で原住民「ヤノマミ族」を虐殺した疑いがある」という記事を見ました。

ヤノマミ族、さまざまなテレビでたびたび目にするベネズエラ南部に居住する「裸で過ごす原住民」の方たちです。

近年、彼らの居住区で「金」が発見されたようでそれを求め多くの業者が彼らの居住区に流入、アルコールや疾病などを持ち込み、文化の流入が問題視されていました。

そこへ飛び込んできた「虐殺の疑い」

現在80名ほどのヤノマミ族が焼き殺された可能性がある、という事です。

まだまだ様々な地域でこういった「先進文化と距離をおいた原住民」の生活が発見、研究、保護されています。

もうすでにほとんどの場所で彼らは発見されたのではないでしょうか?

しかしどこでも起こるのが、先進文化の流入による弊害

それまで部族争いなどがあるモノの、比較的緩やかに時間の流れが過ぎて行ったこうした原住民の生活に大きな変化をもたらします。

ある程度の「自然的な淘汰」は仕方ないかと思いますが、こういった先進文化の流入による「免疫のない疾病」や「アルコール持ち込みによる怠惰」またとんでもない事ですが今回の「虐殺」などの状況を見ると、あらためて「厳格な保護」が求められます。

「金」を得るための「虐殺」

もし本当なら、これほど憎らしい事はありません。