日本では決して有名ではありませんが、「反米論客」の急先鋒として知られています。
ベネズエラでは国全体的に「反米」という事はありません。
現に今回のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)にもベネズエラ代表が出場していますし、正直なところ「優勝候補筆頭」です。
昨年のメジャーリーグ40数年ぶりの「三冠王」も実はベネズエラ人。
アメリカ社会でも活躍しています。
しかしながら、このチャベス大統領はかなりの反米論客。
その熱狂的で過激な熱弁は一部に根強いサポーターがいたのでしょう。
国連総会の中でも、アメリカを名指しで大いに批判していたのが思い出されます。
こういう人に限って、自国では人間的な姿を見せます。
それがさらに彼へのサポートに繋がるのでしょう。
今回チャベス大統領は50代での逝去。
かなり若い年齢です。
「反米」を声高に訴える事が出来る数少ない論客の逝去を惜しむ声も多いでしょう。