ホールインワン

250px-sc12b01k日本人の特徴的要素として「出る杭は打たれる」があります。

もちろん、何事にもあからさまに「鼻にかけた態度」というのは、まわりにとってもうれしいこととはいえません。

しかし、その一つの事例として「ホールインワンパーティー」があるのが日本の特徴ではないでしょうか?

今はだいぶ少なくなってきたようですが、ゴルフでホールインワンをするとキャディーに祝儀を払ったり、同行者にプレゼントを贈ったりするアレです。

かつて頻繁に行われていたこの行為も、今の不況下では少なくなっていると聞いていますが、いまだゴルフ保険には「ホールインワン保険」というべき項目が列記されているようなので、やはり一部ではまだ残っている慣習なんでしょう。

本来なら、そうめったに出ることのないホールインワン。

それこそ、その人に対してみんなで祝ってやるのが筋だと思うのですが、「幸せを皆さんにおすそわけ」という意味を込めて、日本では逆のようです。

それこそ一般人には感化できない出費なのですが、そこにはやはり日本人独特の「自分だけが手放しで喜んではいけない」というどこか後ろめたい気持ちがあるのではないでしょうか?

この謙虚さが日本人の良いところでもあり、また悪いところでもあるように思われます。

みなさんも普段から感じるところはあるんではないでしょうか?