日本人の特徴的要素として「出る杭は打たれる」があります。
もちろん、何事にもあからさまに「鼻にかけた態度」というのは、まわりにとってもうれしいこととはいえません。
しかし、その一つの事例として「ホールインワンパーティー」があるのが日本の特徴ではないでしょうか?
今はだいぶ少なくなってきたようですが、ゴルフでホールインワンをするとキャディーに祝儀を払ったり、同行者にプレゼントを贈ったりするアレです。
かつて頻繁に行われていたこの行為も、今の不況下では少なくなっていると聞いていますが、いまだゴルフ保険には「ホールインワン保険」というべき項目が列記されているようなので、やはり一部ではまだ残っている慣習なんでしょう。
本来なら、そうめったに出ることのないホールインワン。
それこそ、その人に対してみんなで祝ってやるのが筋だと思うのですが、「幸せを皆さんにおすそわけ」という意味を込めて、日本では逆のようです。
それこそ一般人には感化できない出費なのですが、そこにはやはり日本人独特の「自分だけが手放しで喜んではいけない」というどこか後ろめたい気持ちがあるのではないでしょうか?
この謙虚さが日本人の良いところでもあり、また悪いところでもあるように思われます。
みなさんも普段から感じるところはあるんではないでしょうか?