2015年ラグビー日本代表の活躍は、日本全土を元気にしました。
今回は予選プール3勝1敗としたものの、残念ながら「予選敗退」という結果です。
しかし、この結果だけでも十分次回の日本開催ラグビーワールドカップに向けては素晴らしい結果をの残したと言わざるを得ません。
ラグビー日本代表は、今までのすべてのワールドカップに出場しているにも関わらず、第二回のジンバブエ戦以来勝利から見放されていました。
第三回のニュージーランド戦では、相手がレギュラークラスを温存していたのにもかかわらず145点を取られて敗退、という結果は「ワールドカップにおけるアジア枠の撤廃」という論議もありました。
2019年に日本でラグビーワールドカップ開催が決定してから、まだまだ世界との距離が遠く果てしないものが分かっていたので、「大会自体の盛り上がり」というものに疑問視をしていましたが、今回の活躍で日本全土に大きく「ラグビー」という競技が印象に残ったと思います。
今回のワールドカップでラグビーに触れたことのある方はご存じないかもしれませんが、初戦相手の「南アフリカ」というのはとんでもない強豪国であり、おそらくこの試合を見に行った地元の方たちは「南アフリカを見に行った」という人が多かったでしょう。
また2009年には、ラグビー第三回ワールドカップの南アフリカの活躍が映画化されています。
その中で勝利を得たということは、ラグビー発祥国イギリスでの印象も残る試合でした。
スポーツはいつでも国民を元気づけます。
東日本大震災後のサッカー女子ワールドカップの日本代表優勝は、どれだけ日本国民を勇気づけたか。
今回も同様です。
素晴らしい活躍をした日本代表が、日本人の結束をまた新たにしてくれたと思います。