東京など関東平野では久々の積雪を記録しているようで、すでに死亡者1人や怪我人が400人強もいらっしゃるそうです。
大変な被害ですね。
雪国の方は「これくらいの雪で・・・・」と言われそうですが、普段雪に対して警戒していない分、装備も不備でこういう時の車の事故を含めた大きな被害は、雪国のそれとケタ違いでしょう。
しかし若干、東京近郊の「災害への弱さ」というものも感じる事が出来ます。
現在日本は経済、政治を含めて東京へ一括集中。
こういう自然災害時の影響は深刻です。
一時期原発や地震への影響を考え、「東京一極集中でなく、リスク分散するべきだ」という話が持ち上がりました。
しかしたった数年で「のど元過ぎれば熱さを忘れる」を時で行くように、その議論も遅々としてすすまず、またこのような被害です。
何か自然の警告のような感じがして堪らないのですが。。。
首都機能移転論争が数年前に起こりましたが、石原東京都知事が猛反対して立ち消えしたのを覚えています。
その石原都知事も先日の衆院選出馬の為に辞職。
現在はすでに新しい顔です。
現在、世界の主要都市で「経済」と「政治」を分けている国はいくつかあります。
アメリカの「ニューヨーク」と「ワシントンDC」
中国の「上海」と「北京」
オーストラリアの「シドニー」と「キャンベラ」
ニュージーランドの「オークランド」と「ウェリントン」
また日本の経済人も中国一辺倒であった経済から「チャイナリスク」を考え、「チャイナ+1」という考えをもって動く会社も多いです。
日本もそろそろ、そのようなリスク分散を本気で考えるべきではないでしょうか?
特に自然災害の起こりやすい国なのですから・・・。