昨日のニュースで、緊迫するリビア情勢が大詰めを迎えたと言う事を知りました。
反体制側が、カダフィ大佐居住区まで迫ったと言う事。
このニュースにしばらく触れてこなかったため、ここまで進んでいるとは思わなかったのですが、気づいてみたら終わりに近い状況です。
カダフィ大佐も「亡命」などという方法を使わず、徹底抗戦の構え。
最後には自分の命も賭す覚悟なのかも知れません。
チュニジアに始まった昨今の中東革命。
チュニジア、エジプトと長期政権を担ってた独裁者が次々と打倒され、とうとう「アフリカの狂犬」と言われたカダフィ大佐率いるリビアまで。
ここまで来ると影響は測り知れません。
かつて日本も同じような革命が「明治維新」という形で成し遂げられました。
本当のところは分かりませんが、維新後の政権運営は最大の功労者である「長州」「薩摩」が中心であったことは否定できませんが、その中でも決して独裁的とは言わず、比較的民主的に行われたようです。
独裁者を倒すと、どうしても倒した方も「政権のかなめ」に入りたがります。
l今回の政権打倒の功労者が、どこまで私心を捨て政権運営にかかわれるかが、今後のリビアの将来を決める大きな動きになるのでしょう。