日本の物価に関しては、海外と比べて高いものと安いものが混在しています。
たとえばスマートフォンやケータイの通信値段。
これは先進国の中でもかなりの高額なランクではないでしょうか?
とにかく規制がらめで、大手三社が少なからず競争しているものの、大幅な値下げの様相はありません。
個人的に、この携帯通信機器にかんしての日本の閉鎖性は辟易しています。
対して、衣料品
これはすでにとんでもない安さだと思います。
ユニクロやGUが安い安い、というイメージですが、例えばイオンのプライベートブランド、しまむら、西松屋などはすでに発展途上国並みの金額です。
そのほとんどを生産しているといわれるバングラデシュに駐在していますが、バングラデシュで購入する衣料の値段と変わりません。
バングラデシュが高すぎるわけではありません。
日本の衣料品業界の値段が安すぎるのです。
とにかく消費者にとってはお得感がありますが、しわ寄せは労働者に来ています。
業界によって「高いもの」「安いのも」は混在するのは世の常。
常に公平な値段を心掛けてほしいところですが、競争が激しいところはより激しく、規制でヌクヌクの業界はヌクヌクとの対比が激しいですね。