2022年6月13日
円安ドル高レートが進行していますね。
さすがに一般消費者の購入価格にも影響が出始め、諸所「値上げ」の声が聞こえてきます。
こういったとき、「100円ショップ」や「300円ショップ」と「価格を銘打ったセールス」を行う企業はなかなかつらい所だと思います。
本当のところは1ドル=100~120円の中で上下するのが最も健康的だと思いますが、今回は20年ぶりの134円台との事。
原因は「金融政策の差」と言われています。
アメリカの中央銀行にあたるFRBが「政策金利を上げる」という決定以降の円安ドル高です。
日本のように低金利政策を行っているより、投資家は勿論「金利の高い所」に流れていくのは当然。
ドルの需要が増しているわけです。
なぜFRBが「政策金利を上げる」という決定をしたのか、やはりこれもコロナの影響で、アメリカでは日本以上に「コロナ対策のバラマキ」を行ったため、インフレになっています。
それをどこかで止めないといけない。
そこでしょうね。
しかし日本銀行は「決して好景気ではない現状」で金利を上げるわけにはいかない。
ここの違いがあるのでしょうね。
何より根本は、「日本もコロナ対策で大量のバラマキ政策を行った割には消費動向が伸びなかった」という1点に尽きるのだと思います。