テレビで昨日の民主党両院議員総会の様子を見ました。
菅代表を含めた民主党執行部への批判がいわゆる「小沢系議員」から相次ぎ、さながら「内紛」と言われる状況になっています。
党の中での意見が紛糾するのは大変良いことかと思います。
しかし、その批判の矛先がどうも「小沢氏を含めた小沢派議員の処遇」という感じが見えてしょうがありません。
党内でもめるのなら、もっとこう法案に向けた意見やら、明日の日本のため、やらそういった高尚な論議は大賛成なんですが、ほんとにこのニュースにはあっけにとられます。
過去の政治の中では、敗戦のゼロからのスタートの中、日本の行く末を政治家も国民も必死になって明日に向かっていた。
最近は「自らの処遇」「選挙への影響」など本当に自分の事しか考えない政治家が多く、悲しくなってしましいます。
しかしその政治家を選んだのも我々国民。
政治家は、その国の「国民の鏡」だと言われています。
テレビに向かって今の政治に愚痴をはいている我々も、その奥にいるのは我々自身なのかもしれません。