アメリカ領サモアおよびインドネシア・スマトラ島で大きな地震がおき、津波被害が叫ばれています。
日本は地震大国であり、各地で頻繁に地震が起きているのとともに、これからも三敬鋼機の所在する東海地方を中心に巨大な地震が来るであろうと予想されています。
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これほど科学技術が発達した現在でも地震の予知については明確な予測が可能ではないらしく、日々震災に恐れる現状です。
１９９５年１月１７日、私が住んでいた京都でも忘れもしない地震がありました。
阪神大震災です。
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翌日早朝、大学のフランス語の試験を控え一夜漬けした私は眠気覚ましにコーヒーを沸かし、ふと机をたった瞬間、「ゴーーーー」という巨大な音とともに大きなゆれを感じました。
ある程度の揺れならば、日本人には慣れたように「あ、地震かな」程度で終わると思いますが、この時は明らかに違いました。
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立ち上がった状態で瞬時に「あ、机の下にもぐらなきゃ」と思ったんですが足が動きません。
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このときに感覚は今でも鮮明に覚えています。
人は、あまりにも大きな地震の時には冷静に動けないものです。
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やがて揺れも収まり、すぐにテレビをつけた所、早速の地震情報。
京都で震度５。
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最初、あまりにも大きな地震のため、震源地が京都だったように思えました。
しかしテレビの情報では、大都市である神戸の震度が表示されていなかったことを不思議に思ったことを覚えています。
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一通り落ち着いたあと、神戸から京都へ電車通学する友人から電話がかかってきました。
「今日、テストだと思うけどたぶん行かれないわ、線路がひどいことになってる」
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まだこの時点では電話が通じたように覚えています。
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やがて続々と入る震災情報。
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その後は皆さんもご存知のとおりです。
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関西地方ではCM抜きで地震情報が連日流され、大学も休校が続きました。
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もう１４年も前のことなんですね。
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人間の力はたくましく、現在では神戸の町も復興を遂げています。
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今回のスマトラおよびサモアの地震では大きな人的被害も予想されています。
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今後さらに研究が進み、なんとか地震の予知が可能になるようになるには、人はあとどれくらい年月をかけるのでしょうか？
